Something / Anything

■先週の日曜日、C.C.Lemonホールへ鈴木祥子さんのライブを観に行ってきました。20周年の記念ライブ。

■オープニングの数曲はピアノやウーリッツァーの弾き語り。そのあとは「おぐしょこ」(ギターのオグちゃんと祥子さんのユニット(?)名)コーナーもあり、後半はバンド(HKBのトミーもいましたよー)でガツンと大人のロック。アンコールには拓夫くんも登場～。なんともスペシャルな3時間でした。(ラストの「Angel」、嬉しかったー。)でも、集大成というような、懐古的なライブではなくて。デビュー曲や初期の楽曲もやりつつ、9/10にリリースしたばかりのアルバムからもほぼ全曲。いやー、良かったなー。ふだんよくやっているのは小さめのライブハウスで1人きりか小編成でのセッションということが多く、それがまた素晴らしく音楽的に面白いので「祥子さんにはこういうのが合っている」勝手に思っていたけれど、大きめのホールでバンド編成というのもやっぱりいい ! 1人きりでのドラム叩き語り(?)もスリリングだけれど、バンドの中でドカンとキメるドラムはゾクゾクするほどカッコイイっす。

■祥子さんの楽曲は本当～～に良いメロディの宝庫。20年前の曲も古くささを感じることはなく聴けば聴くほど魅力的に響いてくるし、新しい曲たちにはまた心が揺さぶられる。ライブで聴くそのたびに心の底から楽曲の良さを実感するのは、祥子さんがいちばんかも。

■今回のライブは集大成ではなく通過点というか、新しいスタートラインに立った祥子さんを見たような、そんな清々しい気持ちになったライブでした。NEWアルバムとこのライブで何かがふっ切れたような。私の中で鈴木祥子は、最高に素晴らしいソングライターであり、ヴォーカリストであり、ピアニストでありドラマーでありギタリスト。これからも思いっきりマイペースでいいから、ずっとずっと「音楽」していてほしいなー。


*スズキショウコ Official Website
http://syokosuzuki.sakura.ne.jp/

↑ブログとか「In my room」で読める祥子さんの文章もかなり個性的で面白いですよー。