motif de M ～makimaki’s SARUMIMI-DIARY～

長かったGWも終わり、5月も後半に入ろうとしています。
前回のブログの後2月の後半に出来上がったプルオーバーがこちら。

参考にしたレシピがサイチカさんの『編むのがたのしい、ニット』
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編むのがたのしい、ニット [ サイチカ ]​

トルソーに腕がないのでちょっと変な感じですが、表紙と同じものを編みました。
タイトル通り編んでいて楽しい、凝ったレシピが多い本で、
スタイリッシュでしかもわくわくするような編地…
編み物好きなら一度は編んでみたいと思うであろう作品がたくさん載っています。
表紙を見た時に、絶対これを編みたい！と思って、課題が終わったらと
心待ちにしていたので本当に楽しかったです。
編んでいる間、うっすら予想はしていましたが、残念ながらその予想通り、
季節的に一度も着れないまま、先日衣替えの対象になり、
来シーズンまでおあずけけとなりました…（笑）

その後、シーズン先取りで4月に編み上げたのがこちらの大きながま口のバッグ。

ハマナカのエコアンダリヤというレーヨンの手芸糸を使って編んだものです。
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ハマナカ　エコアンダリヤ　No.030 | エコアンダリヤ​
エコアンダリヤはこれまでにも何度か使っていますが、
すべりのいい編みやすい手芸糸です。
レシピはハマナカのサイトに掲載されている
『​編みつける口金の松編みのがま口バッグ​』を参考にしました。
（レシピでは持ち手はハンドバッグ使用で短めですが、
肩からかけたかったので長めにアレンジしてあります）
見た目よりたくさん入るので、使い勝手も上々です^^

その後、長いGWの間に編んだのがこちらのトートバッグ。


これ、もしかするとどこのご家庭にもあるのでは？と思われるもので編みました。
正式名称ではありませんが、商品名として割と有名な『スズランテープ』。
そうです、あの新聞をくくったりするポリエチレン製の薄手の平テープです。

この間溜まりに溜まった雑誌を解体して要る所だけとって…という作業を延々とやって
くくっているときに、「あれ、これ、ひょっとして編めるんじゃないか…？」と
ふと思ってしまって（笑）
でも、絶対、世の中に同じことを考えた人がいるはず！と思ったら、いました、やっぱり！
いろんな方の作品を調べているうちに、色もたくさんあることを知って、
とりあえず買ってきたのが、ゴールド、シルバー、ブラック、ホワイト。
ホワイトは一般的ですよね。我が家でも新聞や雑誌をくくるのに大活躍中です。

で、とりあえずシルバーで編んでみたのがこのトートバッグ。
とにかく丈夫で水に強い。で、何よりいいのがコストパフォーマンス。
これは一巻とちょっとで編めたので、材料費がびっくりするくらい安い！
ジャンジャン編んでもいいよね～！と思ったのですが、そうもいかないんですよ…
指や腕や肩が確実にバッキバキになります。
麻ひもの時もそうでしたが、かなり体に堪えるので、量産はなかなか難しい…
でも、編み目が思いのほかそろって美しいし、いつでも手に入るので糸切れの心配もなく
楽しくてついつい頑張ってしまいます（笑）

そんな感じでひたすら編んで編んで…と編み物に没頭しているわけですが、
ここ3年編み物を頑張った集大成の認定証が先日届きました。

手編み准師範。
この3年でとりあえずの最終目標がこの准師範の取得でした。
毎月札幌の先生のもとに通って勉強してきましたが、
どの課題も簡単ではなかったもののいつもとても楽しい時間でした。
2月をもって卒業となりましたが、今も先生のもとに通い、
指導者としていつか生徒さんの前に立てるよう、目下修行中です。
私の師匠であるT先生は技術はもちろん超一流ですが、
とてもチャーミングで楽しい方で、生徒さんにも慕われ、
教室はいつもとても楽しい雰囲気。10時から15時までの5時間は
あっという間に過ぎてしまいます。
北海道を離れるまであと数か月ですが、それまではできるだけ通って
先生から一つでも多くのことを学びたいと思います。


そんな中、娘もいろいろありながら自分の進路を無事に決め、
4月から東京で一人暮らしを始めました。
これも頑張った証。
新しい一歩を踏み出せることになって、本当に良かったと思います。

ちゃんとご飯は作れるのか、洗濯はできるのか、
間違わずに電車に乗って大学に通えるのか、
怪しいキャッチセールスに捕まらないか、
口座振替の手続きとか自分でできるのか…
あげたらきりがないほど心配しましたが、
そんなのどこ吹く風で、ちゃんとなんでもやってのけ、
毎日を元気に楽しく過ごしている様子に安心しています。

いつの間にか、随分としっかりしていたようです。

一緒に暮らしているときは、高校生になってからは特に
それほど長い時間家にいたわけでもなく、
どちらかというと外にいた時間の方が長かったので、
朝は何時になったら学校行くのか、夜は何時になったら帰るのか
送迎は要るのか要らないのか、そんなことを常に気にしていた時のほうが
何だかずっと心配していた気がします（苦笑）

淋しいでしょう？とよく聞かれますが…
淋しくないよ、と言えばうそになりますが、でも思ったほどの淋しさはありません。
娘は割と毎日のようにLINEで質問して来たり、日々のことを話してくれるので
暮らしぶりがよくわかって、安心だし楽しかったりしています。
夫と3人のグループLINEもあるので、そこで自炊のごはんが披露してくれたりして
一人暮らしの生活をちゃんと垣間見せてくれています。

4年間、長いようできっとあっという間。
勉強はもちろんですが、自分のやりたいことをたくさんやってほしいです。
どんなことも日々勉強。大事な社会勉強です。
いい4年間だったと後で振り返ることができるように、
毎日を楽しく、頑張ってほしいものです。