カテゴリ:料理の話
タライを食べる。良く見たら鱈胃でした。しかし何これ珍百景の秘密の県民ショー
タライを食べると聞いてビックリしました。 カネタライは、無理だから松や杉の木だったらなんとかなるだろうと考えました。 良く聞けば 鱈胃でした。 しかし、タラの胃を食べる料理なんて聞いたことがありませんでした。 大分県日田市。内陸のこの地では、あるものがお盆のごちそうと言われています。 それはなんと、鱈の『エラ』と『胃』。 鱈と言えば、北海道などで獲れる冬が旬の高級魚で、鱈ちりにしたり、白子を食べたりしますが、日田市周辺に住む大分ケンミンは鱈の『エラ』と『胃』を食べているのです!? たら胃は日田市周辺に住む大分ケンミンの執念の食べ物かな? 大正時代、鱈は乾物として北海道を出て、全国各地で売れていたそうです。 しかし、鱈の身の部分は九州沿岸部で売り切れてしまって、内陸部の日田辺りには残った内臓しか回ってこなかったのです。 それをありがたがって、ハレの日のごちそうとして食べたのが始まりと言われています。 この鱈の『エラ』と『胃』は、生産地の北海道では食されることはほとんどなく、多くがこの日田地方で消費されているそうです。 この鱈の胃をアレンジしたキムチがあります。独特の食感と、天平独自の味付けは、ヤミツキになる美味しさです。 タラの胃袋 チャンジャ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/10/17 10:48:29 AM
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