2012/01/30(月)23:34
全国各地の「おでん種」「おでんだし」
東北仙台よりお届けします。
「鐘崎のおでん坊」1袋
「おでん」は室町時代の串に刺した豆腐のみそ焼きが原型と言われています。
名前の由来は平安時代に発達した芸能田楽のようです。
田楽(でんがく)は、田植えの前に豊作を祈る「田遊び」から発達した「五穀豊穣を祈る」「お百姓さんの労をねぎらう」芸能で、朝鮮半島から渡来したものといわれています。
田楽の語源が田楽舞であるとの説は広く認められております。
田楽の芸に、田楽法師が田んぼの中で竹馬に乗るものがあり、それを串に見立てたようです。
法師の袴が白かったのが豆腐に見立てられたともいわれているようです。
近世に入り、こんにゃくや野菜、魚焼きの田楽「魚田(ぎょでん)」も生まれたがこの当時も味噌を塗って焼く「焼き田楽」であった。 田畑で取れた農作物を祝い、食べた事が元になっています。
当時は調味料が今程なく、野菜をゆで上げ、味噌を付けて食していました。
焼き田楽だけでなく具を串刺して茹でた「煮込み田楽」もありました。
言葉の由来としては「味噌田楽」・「田楽」、さらに女言葉が入り「お田楽」・「お田」、そして「おでん」となったようです。
現代の煮込みおでんは、近世頃に江戸で生まれ串刺しのこんにゃくを煮込んだものに始まり、大根やはんぺんなどが入れられるようになりました。
「おでん用の鍋」もさまざまな物が作られるようになりました。
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■全国各地のおでん種
必ず定番として入る具には各地の特徴がでます。
北から南へ辿ってみました。
・マフラー(マフラ)
北海道にはマフラーと呼ばれる食材があるが、これは衣類のマフラーを指すのではなく、さつま揚げ(揚げかまぼこ)のことでです。
・ ツブ貝
・ 豆腐田楽
・ 白コンニャク
・ 黒コンニャク
・ すじ
・ ちくわぶ
・ はんぺん
・ 黒はんぺん
・ 豚モツ
・ 牛スジ
・ かまぼこ
・ 餃子巻き
■全国に分布するおでんの付けダレ
この味つけで、あなたの故郷がわかります。
・ 味噌おでん
・ しょうが味噌
・ からし味噌
・ 田楽味噌
・ 豆味噌煮込み
・ 豆味噌ダレ
・ 白味噌煮込み
・ みがらし味噌
・ しょうがしょう油
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