|
カテゴリ:本
なんの気無しに取った本だったが、これが滅法面白い。 川端誠さんの絵をまじまじと見たのは初めてだが、 とっても絵がお上手…というのは失礼かな、でもそう思ったんだから仕方ない。 実際私はあるページを捲ったとき、「わあ」と感嘆の声を口に出してしまったのだ。 見開きのページの絵がとても美しかったから。 凝った仕掛けはなくても、魅了される絵本というのが本来の姿だよなー、やっぱ。 絵の美しさだけでなく、お化けが雪で遊ぶシーンも興味深かった。 かまくらで○○ができたり、○○を立てて遊ぶなんてしりませんでしたよ。ええ南国育ちなもんで。 プロフィールを見ると、川端さんは新潟のご出身だそうで、納得。 ご自身の経験に裏打ちされた絵なのね。どうりで説得力がある。 ストーリーのはしばしに、明るいと思われる人柄が表れていて、楽しく読めた。 特に最後のページのオチは落語みたい。 他にも「お化け」のシリーズはあるそうだ。次回読む本はよーし、これに決めたっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月29日 02時59分28秒
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|