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出家したいわけではありません。
しばらく仏像を見ていない気がするので。 仏教徒ではないし死んでもお墓に入れて欲しいとは思わないけれど(むしろ入りたくない)、仏様の姿を見るのは好き。 と言うか、長い年月にわたって人々の心の支えになって大切にされてきた、その積み重ねられたものが醸し出す雰囲気が好き。 単に造形的に美しいだけではなくて、時間を経ているからこその魅力。 この前の日曜に、いつもお世話になっているコーヒー豆屋さんに行った。 ここはその場で焙煎してくれるし、待ってる間に「サンプル」として一杯のコーヒーを出してくれる。 これがまた自分で淹れるよりも格段に美味い。 で、それだけでなくって、ここの店のおっさんの話がまた楽しいのだ。 前回に行った時にこのおっさんが、平日の暇な時に写経をしていて先日それを京都のお寺に納めにった、と話していた。 そして、ついでにいくつかの寺を周って仏像ってのもなかなか良いもんだなって思った、と話していた。 私としてはもちろん、「そうですよ~、仏像は良いですよ~」と相づちを打ったわけである。 そしてそのときに、今度の春に興福寺の阿修羅像が東京国立博物館に来るんですよ、と教えて差し上げた。 で、今回行く時それを思い出して、そのチラシを持って行ってあげたのだ。 「これがそうですよ。美しいでしょう?」と。 そしたらおっさん、「おぉ、良いな。店に貼っちゃおうかな」と言って、そのチラシを壁に貼ってくれた。 なんか、たいしたことじゃないんだけど、ちょっと嬉しかったできごとでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月13日 22時50分29秒
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