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今日はプレッシャーの無いのんびり出張だった。
(と言っても、この投資を無駄にするわけにはいかないのだが) 久しぶりに行ったお客さんのところは、道々の風景がずいぶんと変わっていた。 こんなにデカイマンションがあったっけか?? あ、どぶにフタがされてる…(まさに臭いものにフタ) 昭和の香り漂う数軒の家が辛うじて残っていたのが、なんだかほっとした。 それはさておき。 さっきふと気がついたのだが、私は今問題の原発の近くに行ったことがあった。 なんで今まで気がつかなかったのだろう。 あの辺は行ったよなぁ、とか、原発のある地域だったよなぁ、とまでは思い出していたのに、ピンポイントでは確認していなかった。 正確に言うと、私が行ったのはとりあえず無事な第2原発の近くである。 会社に入って2年目の頃だから、もう16年も前だ。 あの時、出かけた先のとある「公共施設」で、「こんなところのこんなものにそんな金をかけてるのかぁ?!」と、驚くと言うかあきれると言うか、そんなことがあったのを今も覚えている。 それはとても些細なもので、しかも必要不可欠なものでもなんでもない、ちょっとした装飾品だった。 いったい、原発によって地元にどれだけのお金が落ちているのだろう・・・と思ったものである。 その時さらに思ったのは、もし原発に何かあれば、被害は地元だけでは無く広域的なものになるのだから、「隣町にできるくらいなら、うちの町に作った方がぜったいに良い」ということだった。 もちろん自分事として、あるいは社会問題として真剣に考えての結論ではなく、まぁそう考えるのが普通だよな、ということで。 米軍基地やダムなどの問題もそうだけど、国がこういうお金の使い方をすることで、地域社会をゆがませて、結局は壊してしまうのだよね。 この場合の「国」は、都会と言い換えても良いかもしれないけど。 こうして現実になってみると、やはり恐ろしいことである。 それから、これもこのブログで何度も書いているけれど、また書いておく。 この前、会社の先輩と話していたら、先輩も知らなかったようなので。 今回の震災で死者・行方不明者が2万7千という規模になってしまったようだ。めまいのする数だ。 それで、数だけ比べても仕方ないし、比べるべきものでもないけれど、問題の重要性をやっぱり強調したいので… 日本の自殺者は3万人を超えています。 毎年です。 この数は実際に亡くなった方なので、「自殺未遂」の数はこれをはるかに超えるのでしょう。 そしてまた、「自殺」と分からなかった死因不明の方の多くも、自殺された場合もあるでしょう。 恐ろしい数だと思うのですが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月28日 22時29分23秒
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