クレジットカード・消費者金融・電子マネー
・プロミスが株式市場から退場し商号変更!武富士はJトラストが承継 年収の3分の1を超える貸付の禁止など、改正貸金業法の完全施行で貸出が激減。消費者金融はその役目を終えようとしているかのようだ。経営破綻した武富士は名前が消滅。ノンバンクのJトラストが事業を承継した。中国など海外で着手している少額貸付事業が堅調に推移しているプロミスも、三井住友FGの完全子会社に入ったことで上場を廃止、社名も変更のためブランドとして残るのみになる。新生銀行は「レイク」ブランドを本体で展開する、異例の動きに出ている。大手銀行といえども、グループ内に抱える消費者金融へのこれまでの巨額投資の回収をいつまでも長引かせることはできない、ということだ。一方、決済で利用が拡大しているのが電子マネー。傘下にセブン銀行を抱えるセブン&アイHDは、電子マネーの「ナナコ」を手がけるとともに、カード事業ではクレディセゾンとの合併会社、セブンSCカードサービスを運営。楽天の傘下に入り、電子マネーの「Edy」を手がけているビットワレットは、商号とブランド名を楽天Edyに変更。三菱東京UFJ銀行と共同で、じぶん銀行を立ち上げているKDDIが買収したのは、電子決済が可能な「Web Money」を主にコンビニ経由で販売しているウェブマネーだ。