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2006年09月30日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
列島縦断前題
            列島縦断主題

         * * * * *
 テスト掲載
 《ホームムービーの長編組写真化旅記録》
マイ・ビデオ紹介
『格安追求
  青春18切符
     日本縦断《38》』

 ※初めて本シリーズを御覧の方は、去る2005年
  9月2日の初回に掲出した前書きの内容を良く
  御理解いただき、出来れば初回から順に御覧
  になるよう筆者は希望します。
  但し画像は、当然の事として楽天日記の登録
  制限を大幅超過するものと見込まれるため、
  その際は古い日付のものから順次削除し新た
  な画面を紹介していきます。
  従って説明文のみの虫食い部分が続出する事
  になると思いますが、宜しくご理解下さい。

         * * * * *

▼(38-1)別府から約一時間で宇佐駅に着く。「ここは確か称徳天皇(女帝)との淫らな関係を利用し血縁者に皇位継承を図った道鏡を、ご神託により失脚させた和気清麻呂の歴史物語で有名な宇佐八幡宮が在る所だな」なんて思いながら又々列車を乗り継ぎ、更に特急列車の通過を待って小倉へ向かったような記憶だ。
宇佐駅ホーム駅名板
宇佐駅ホーム名所案内板
宇佐駅で乗り継いだ小倉行列車
宇佐駅で乗り継いだ小倉行列車の行先表示窓

▼(38-2)宇佐駅で乗り継いだ列車はシートも上々、苫小牧近郊から来た青春切符旅の若夫婦は長旅の疲れで共々夢路に入る。
苫小牧近郊から来た青春切符旅の若夫婦は共に夢の中

▼(38-3)やがて三度目の乗継駅・小倉へ近付き鹿児島本線で八幡を目指す。
三度目の乗り継ぎ駅、小倉付近での車窓?
三度目の乗り継ぎ駅、小倉付近での車窓?B
三度目の乗り継ぎ駅、小倉付近での車窓?C

▼(38-4)八幡附近から更に雨が強まったようで、雨滴で滲む車窓風景や、やや混み出した車内が映像として残る。
八幡のスペースワールド
↑小倉から22分、日本で初の宇宙テーマパークと呼び声高かった八幡のスペースワールドの超ジェットコースター「タイタン」&「ザターン」の軌道脇を通過。
小倉から半時間、博多まで一時間ほどの折尾付近での車内
折尾駅かと思われる車窓寸景
↑小倉から半時間、博多まで一時間ほどの折尾付近と推測される車内と、同駅かと思われる車窓寸景。

▼(38-5)この日の目的地、博多駅附近かと思われる車窓寸景。
尤も、午前零時までは何度でも乗り降り自由の「青春18きっぷ」の旅とあって、車中で気が変り一度見ておきたいと思っていた、今も防塁が残っていると聞く元寇の戦跡まで足を延ばす事にした。
博多駅附近かと思われる車窓寸景

▼(38-6)市営地下鉄とJR筑肥線を乗り継ぎ半時間ほど乗ると車窓に荒れる海が見え出した。だが台風の影響か、風雨がいよいよ強まってきた。
このため名前は判からぬが次の駅で下車、駅員に元寇の防塁跡と気象情報を聞いてみた。だが何れも「元寇」という歴史的大事件すら地元の駅員が知らず、心中呆れた。
でも確か20kmも海岸線に長々と築かれた防塁だし、この辺なら一つや二つ駅を行き過ぎようと手前だろうと痕跡くらいは多分残っているだろうと思っていた私だ。
判ったら折からの風雨の中だろうとタクシーで出かけソコに立ちたい。未曾有の国難に全国から狩り出された往時の防人(サキモリ)の気持ちを忖度(ソンタク)してみたかったのだが、次の上りの電車を待ち引き返さざるを得なかった。
だが、今ネットで「元寇防塁」を調べてみると、
≪★「元寇防塁へ行くには、今宿から海岸線に右折し今津の町の入り口のガソリンスタンドから右方向に旧道に入り今津小学校の裏の松林付近を目標にして下さい。
今津運動公園からもったも徒歩で5分くらいですから車で行かれるときは運動公園の駐車場を利用されると良いでしょう。」≫といった記事もあり、この今宿から遠くない事も判り、一寸残念に思った。
JR筑肥線・今宿駅の正面出入口 JR筑肥線・今宿駅の出札口

▼(38-7)今宿駅を6時過ぎに発つ電車に乗れた。博多まで半時間程の近郊とあって駅周辺には大きな高層マンションが数々目に付く。少し行くと薄墨色の空の下、列車に寄り添いながらクネクネとカーブして流れ下る小川が雨滴に濡れた車窓の向こうに見えた。…と思う間にその川を渡った列車は直ぐ向こうの岡の下をくぐる。
今宿駅附近の高層マンション群
今宿駅附近を流れる鯰川

▼(38-9)トンネルを抜けると沖に小島が見える海辺に出た。博多湾だ。地図を見ると沖の小島は能古島らしい。遥か鎌倉時代、この海は十四万人もの大軍を乗せた大小八百余艘もの軍船に埋まったのだ。世に言う「元寇」、つまり中世の欧亜の大半を席巻した蒙古軍の来襲であった。
そして私の脳裏には一瞬、戦時中だった少年時代に見た「かくて神風は吹く」という映画の凄惨な一シーンが、走馬灯のように甦って消えた。
能古島

▼(38-10)先程の駅員さんへの質問でも判るように、今この平和な日本ではソンナ国難に遭遇した昔話も、僅か半世紀前程にあった愚かながら神頼みをしてまで戦わずには済まされなかった父祖の思いや苦難の歴史を、戦後の諸般の事情で学びそこなった若い世代が大半となった。
それは日本の敗戦を機に世界中の植民地の大半が次々と独立を果たすという現象を生み、逆に日本は米国の準植民地化するという皮肉な結果を生んだ。
そればかりか、近隣の韓・朝・中三国から侵略戦争を美化するものと批判が集中。巨視的に考察した学問的事実には目を瞑り、近視眼的な考察に拘る歴史観を教科書の主流にして善隣外交を優先、平和の維持に努めた。
でもせめて地元の駅員さんぐらいは、こうした巨視的な歴史の流れを理解し、この浜辺が当時の人々にとって原爆以上のショックだったに違いない元寇の古戦場だった事だけは、頭に深く刻んでおいて欲しいものだ…。
沖に小島が見える海辺

▼(38-11)そんな事を思いながら私は暗く時化る海を見つめつつ博多へ向かい、暮れなずむ天神で下車して適当に腹満たし、この博多駅前のカプセルホテルのドアを押した。
暮れなずむ天神で下車
博多駅前のカプセルホテル
列島縦断旅;'97夏大成寮会'06末他 766.jpg


※次回へ続く
◎以下に掲出予定だった宿泊先のカプセルホテル「ESPA」での記録紹介は、都合で次の第39回分として単独掲載することにしました。
この後直ぐ掲出しますので御笑覧下さい。





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最終更新日  2006年12月04日 21時13分42秒
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