|
カテゴリ:ビジネスとか転職の話
これまでのメインフレームに関する日記
メインフレームをご存知ですか? その1(メインフレームとは) メインフレームをご存知ですか? その2(汎用コンピュータとは?) メインフレームに関する日記の続きを書きます。 メインフレームと言うのは最近の言葉で、昔は「汎用コンピュータ」と言う呼び方以外にも 「ホストコンピュータ」と呼ばれることも多かったと思いますが、この日記では 「メインフレーム」と書きます。 さて、日記の順序がいい加減で申し訳ないのですが、 メインフレームが行った立派な仕事について書きたいと思います。 ちょっとメインフレームの話題には適切じゃないかもしれませんが まあ、「メインフレームの栄光」と言えば「MARS」は外せないですね。 これは旧国鉄が採用した「みどりの窓口」の予約システムの事です。 この予約システムは1960年代に稼動したシステムですが、 ネットワークを用いた情報システムとしては、当時世界最高峰のシステムだったと 言えるでしょう。 子供の頃にこのシステムに関する本を読んで、 「すげー!」 と思った記憶がありますが、社会人になって情報システムの仕事を始めてから このシステムに関する文献を再び読みましたが、 「すげー!!!!!!!!!!! ありえねーーー!!!」 と更にこのシステムの凄さを思い知りました。 何が凄いかと言うと、当時のコンピュータのスペックは現代の基準で考えると はっきり言って、 「笑っちゃうようなスペックです」 具体的なスペックは忘れてしまいましたが、 確かパソコンのメモリに相当する部分は、 「128キロバイト以下」 だった様な記憶があります。 これは単位は間違っていません。「メガ」を遥かに下回っていたはずです。 プロセッサもたぶん今の携帯電話以下のプロセッサでしょう。 まあ、こんなスペックのコンピュータで動くシステムをよくぞ作ったもんだと思います。 私から見てこのシステムを開発された方々は「神」に見えます・・・ MARS以外にも、 ・郵便局や銀行の入出金に関するシステム ・企業の会計、給与、販売管理、生産管理システム ・共通一次試験のマークシートの採点(たぶん使っていたはず) これらの色々な用途で大活躍していたはずです。 パソコンが出現するまでは、メインフレームを使わなければ、 ・電卓(またはそれ以前の計算機)や算盤を使い計算して紙に書く。 ・大福帳に取引の履歴を記載する。 こう言う気が遠くなる事を人海戦術でやるしかなかった訳ですね。 と言う事で、パソコンが出現するまでは 「メインフレーム」=「情報システム」 だった訳ですね。 1980年代までは「メインフレームの栄光の時代」だったんじゃないでしょうかね。 では、「メインフレームをご存知ですか? その3(メインフレームの栄光)」は これで終わります。 まだまだこの日記は書けますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.16 04:27:16
コメント(0) | コメントを書く
[ビジネスとか転職の話] カテゴリの最新記事
|