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テーマ:ひとりごと(15374)
カテゴリ:政治?
東京新聞8月10日最終面の特集記事に
「軍隊を持たない」と言う平和憲法を持つ国として 「コスタリカ共和国」が紹介されており、 「軍を持たずにどうやって平和を守っているのか?」 と言う興味深い話が記事の冒頭に書かれており、 記事中の文字のポイント数の大きい箇所だけを読むと、 「平和な国ですな~」 と思ったのですが、どうも記事をじっくり読むと 色々と怪しい点がありました。 怪しい点1 コスタリカ憲法第12条 常設の軍隊は禁止される。 公共の秩序維持のために警察力を置く。 協定による場合か国家の防衛のためにのみ軍隊を 組織できる。 なーんだ。軍隊を持てるじゃないの。 日本で言う平和憲法の定義とは、 「いかなる場合でも軍隊を持ってはいけないのです!」 怪しい点2 「軍隊の代わりに機関銃、ロケット砲も装備した1万2千人規模の 国家警察隊を持つ。」 へぇー。コスタリカの人口は430万人ですから、 日本の感覚ではこの1万2千人の国家警察隊は 「36万人!!!」 と言う大規模な「警察軍」と言えるでしょうし、 430万人の人口で強力な武装を整えれる訳がありませんので コスタリカの基準ではこれでもかなりの重武装なのでしょう。 怪しい点3 「有事の際には米国と中南米諸国が協力して防衛する米州機構 も存在する。」 なんだ。結局は米国頼みじゃないですか。 それもコスタリカはアメリカの近所にある国ですから、 コスタリカに対する米国の影響力は日本に対する米国の影響力の比 ではないでしょう。 蛇足 「この国に来た時、街中で発砲事件があった。軍隊を持たない国だと 思ったのに、銃の使用が許されているのに驚いた。」 ↑青年海外協力隊員の話 許されているのかどうか知りませんが、この隊員は 派遣前に派遣国についてNロクな教育も受けずに行ったの でしょうか??? 凄い心配になります。 なんにしてもこんなじゃ、あまり平和国家だって胸を張って 自慢出来ないんじゃないんですかね。 この記事を書いた、東京新聞の記者の狙いとしては、 見出しだけを見せて、 「コスタリカは平和憲法を持っている」 「コスタリカは軍隊を持っていない。」 と言うイメージを読者に持たせたいのでしょうが、 普通はこの程度では騙されません。 どうも新聞記者と言うのは読者を舐めとるんですかね??? 次回は平和国家「パナマ」です。何が出てくるか楽しみですね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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