今日はNHKホールで行われたN響ほっとコンサートに
行ってきました。
今日の目玉はなんと言っても、史上初の
「NHK吹奏楽団」
の演奏ですね。
では、まずは本日のプログラムです。
(本日のプログラム)
指揮:山下一史
独奏:須川展也
司会:黒崎めぐみ
第1部<N響吹奏楽>
・行進曲「海を越えた握手」/スーザ
・アルメニアン・ダンス パート1/リード
・オブリビョン/ピアソラ
・リベルタンゴ/ピアソラ
・アン・アメリカン・エレジー/ティケリ
(アンコール)
星条旗よ永遠なれ/スーザ
第2部<N響ストリングス>
・アイネ・クライネ・ナハトムジーク/モーツァルト
・弦楽のためのアダージョ/バーバー
第3部<華麗なるオーケストラ・サウンド>
・交響詩「ローマの松」/レスピーギ
それでは、ぼちぼちと本日の感想を書いて行きます。
1.本日の原宿駅
今日はV6のライブがあったようで、今日の原宿駅は大混雑でした・・・
ポケモンスタンプラリーのスタンプ台が改札前にあったりしたので、
余計に混雑してましたね・・・・
それとN響とV6のライブは開演、終演がほぼ同時刻だったようで、
帰りもエライ混んでいました。
次回からは周辺のイベント情報をよく確認してから行きます・・・
2.本日のお席
S席に座るほど、私のとって重要な演奏会でもなかったので、
本日は2階最後方付近の3,000円の席に座りました。
普通の時であればこの席でも問題はないのですが、
今日は疲れで目が絶不調だったせいで、コンサートマスターの顔
すらきちんと見えない状態でした。
とは言っても今日の状態でも私の視力は1.0はあったと思いますので、
視力が悪い方はこのホールではあまり後ろに座らないほうが良いですね。
3.本日の開演前、休憩時間、終演後のイベント
本日は楽器体験コーナーを作って楽器体験イベントをやっていました。
>テューバ、ユーフォニアム、トロンボーン、ファゴット、クラリネット、
>オーボエ、フルート、トランペット、ホルン、サクソフォーン。
こんな感じで一式揃っていました。
私は煙草を吸う方が大事なので、チラッと通りすがりに見ただけでしたが、
こういうイベントは楽器演奏者を増やすのには良いでしょうね。
(ちょっと商売っ気みえみえのような気もしますが・・・)
ちなみに本日のこのイベントの協賛企業は「グローバル」さんでした。
4.本日の演奏について
前置きが長くなりましたので、そろそろ感想を書こうと思うのですが、
今日の演奏は期待以上でも期待以下でも無く、想定内の演奏だったので、
あまり書く事がないんですよね・・・
そうは言っても、ここまで書いてしまったので、感想らしき物を
なんか書いておきます。
・本日の編成
ちゃんと数えた訳ではありませんが、全体で50数名ってところでしょうかね。
トラさんの中に知っている顔があるかどうか目を細めながら見ましたが、
今日は視力がボロボロだったのでよくわかりませんでした。
ユーフォに外囿祥一郎氏らしいと似た体型、似た構え、似た音を出す方が
いらっしゃるな? と言うこと位しかわかりませんでした。
(たぶん外囿氏ご本人だろうなと思いますが。)
ちなみに本日のクラリネットパートは13人でしたが、
トラだらけで原型を留めていないですね・・・
・行進曲「海を越えた握手」/スーザ
プロとしては普通の演奏でしたね。
・アルメニアン・ダンス パート1/リード
ユーフォ良かったですね。
全体的には悪い意味ではなく普通に吹いていましたね。
なんかつまらなかったですね。
パート2込みで全曲演奏してくれたらもう少し楽しめたかな・・・
・オブリビョン/ピアソラ
これはちょっと拙かったんじゃないですかね・・・
・リベルタンゴ/ピアソラ
この曲を聴いていたら佼成の定演を観にきているのかと
錯覚してしまいました(笑)
須川氏は悪い意味ではなくいつも通りでしたね。
バックの演奏も悪くなかったですね。
・アン・アメリカン・エレジー/ティケリ
最後にこの曲を持ってくるのは、吹奏楽の本当の音を
聴かせるという意味ではなかなか良かったんじゃないでしょうかね。
曲が良いのもありますが、この曲はだいぶ練習したような形跡があって、
1部のラストに相応しい良い演奏だったんじゃないかなと思います。
・(アンコール)星条旗よ永遠なれ/スーザ
最近、この曲をアンコールで聴くと悲しくなるんですよね・・・
たまに演奏するくらいならば良いんですけど、
アメリカ人によるアメリカ人のための演奏会でもないのに
なんで星条旗を称えないといけないの??
と思ってしまいます。日本人としては悲しいです・・・
(確かに名曲中の名曲で私も好きな曲なんですけどね。)
演奏は良い演奏でしたよ。
・アイネ・クライネ・ナハトムジーク/モーツァルト
ここからの2曲は弦だけでの演奏です。
管打楽器だけの吹奏楽の後に弦だけの演奏を聴くと
弦の繊細さが際立って良いですね。
今日の1stヴァイオリンの1プルトは私の好きなコンビだったのも
嬉しかったですね。
・弦楽のためのアダージョ/バーバー
この曲も1部の「アン・アメリカン・エレジー」と同様に
特徴の出やすい曲でしたね。
なかなか良い選曲です。
個人的には今日はこの曲が一番良かっと思いますね。
・交響詩「ローマの松」/レスピーギ
これが今日のメイン曲でした。
ちょっと山下流って感じもしましたが、N響としては普通の
演奏でしたね。
普通って言っても充分楽しめる演奏でしたが、
残念ながら私の座った席はオケとバンダと悪い位置関係の
席だったので、バンダとオケの演奏の時間差が非常に
不快でした・・・
まあ、これはこの席を選んだ私のミスです・・・
色々と書きましたが、今回限りじゃなくて今後も
吹奏楽・弦・オケの3部構成の演奏会を続けて欲しいですね。
以前に某アマオケの演奏会で、
1部-第1組曲、第2組曲/ホルスト(吹奏楽)
2部-セント・ポール組曲/ホルスト(弦楽合奏)
3部-組曲「惑星」/ホルスト(オケ)
こんな面白いプログラムを観たことがありますが、
是非N響でもこんな面白い演奏会をやって欲しいですね。
※この日記の本文の最終更新日時は「2006-08-07 00:16:13」です。