MAL-ET fractal　　肉とコーヒーとヘヴィメタル

長良橋北側にある麺屋絆さんの朝ラー営業を初めて訪問。
今回で累計３杯目。

前回はクイーンカレーカツ二郎（通常カツ二郎３杯分相当？）をあやうくギルティしかけて冷や汗ダラダラだったので、今回は普通に食いたいと思い訪問することに。

なにげに昨夕から一晩中ほぼ徹夜に近い状態でBBQしてたので腹ペコ。

スモークタイムが終わり、テキサスチートで３時間弱、蓋を閉めて時間を潰すだけなので、これはちょうど朝ラーに行って帰ってきてジャストなんじゃないか！？

と思い立ったのが６時頃。
このプランならいける。

とりあえずコーヒーを淹れつつグリルの火加減をして（あまり高くなりすぎると一瞬で肉内温度が９３℃超えてしまうので）、安全確認してから出発したら、時刻は6:30。
ギリギリかな。

久々にPantera聴きたくなったので、爆音でファキンホスターイしながら空いている道を快適に走行。
日曜の朝は道がガラガラで良いね。
平日の朝もこうならんものかね。

そして思いの外早く到着。２０分しか掛からんかったわいな。朝ラーアリやな。

そしててっきりPPかと思いきや、既に１人お待ちのようで……この人、何時からいたんやろ。
猛者の香りがする( ﾟдﾟ)

そして入店したと同時に、続々と客が入ってきて、オープン時間の７時になると同時にほぼ満席に。
凄いな。ずっとこんな感じなんか。

大将にお伺いすると、

「最近になってようやく周知できてきたらしくて^^;」

とのこと。
好きな店が繁盛するのは嬉しいことだが、ここまでは苦労もあったことだろうと思うと、しんみりした気分にもなってくる。

しかしながら、朝ラー、昼営業、夜営業と、これだけ休まず営業されて、お身体が心配。
きっと好きでやっていらっしゃるのだろうが、どうかお身体には気をつけて。

さて何を食おうか。

カツ二郎いってみようかと思ったら、どうも朝は朝ラー対応メニューがあるらしく、昼夜とは食券機の様子が異なる。

基本的には、「朝ラー」もしくは「ベトコン」しか選べないらしい。
ただ唐揚げは朝イチからいけるのか。凄いな( ﾟдﾟ)

かなり迷ったんだが、今全身煙臭でかなり臭いし、どうせ帰って風呂入るからちょうど良いかと思ってベトコン＆唐揚げをオーダー。

唐揚げは初回訪問時にかなり美味かったので、そうとう期待してる。
本当は飯も食いたかったんだがな( ﾟдﾟ)


そういえばこの店、Free Wi-Fiあるんよね。個人ラーメン屋では珍しくないか？？
カフェとかは割りとあるけどさ。

というわけで有り難く使わせてもらおう。
小生、ネット通信の使用量は１ヶ月１G以下と決めておるゆえ、できるだけ節約せねば。

ああ、そういえばもう家出てから３０分経ってるけど、温度の方は大丈夫かしら。
プルドポークを火にかけたまま出てきているので、正直なところどうなったか割りと不安ではある。
温度上昇が早ければかなり急いで戻らなければならん。

・・・

そういえば、weberConnectって、家のWi-Fi環境下から離れていても使えるんやろか。
weberConnectというのは、weber純正の温度計管理システムのことなんだけど、肉の内部の温度をプローブという針を刺して計測しつつ、そのデータをWi-FiやBluetooth経由でスマホで受け取ってアプリでモニターできる仕組みになってる。

自分の認識では、同じWi-Fiルーターの環境化でしか動作しないはずなので、あくまで部屋で仕事しながら外の温度をモニターするために使うものだと思っているのだが、もしかしたらグローバルネット回線でもモニターできるのか？

と思ってアプリを開いてみると、何とモニター可能ではないか！！！！

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こりゃ有り難いな。
今後はこれ仕掛けたまま絆や稲葉家に飯を食いに来られるっちゅーことか。素晴らしい。

この時点で温度は７８℃。
思ったよりやや進行が早いようだが、この調子なら普通に食べてゆっくり帰っても問題あるまい。

いやー良かった。
およそ時間は予測がつくんだけど、炭火はちょっとしたことで急に温度上がったり下がったりするので、火加減が本当に難しい。

完全にベントを閉めてしまうと今度は火が消えてしまうし、悩ましいところだ。


そして先に唐揚げ着丼。
タンパク質から先に出てくるのは有り難いね。




前回試してみた結論としては、この２つがダントツでいける。
本当はこれに飯が欲しいところなんだが、理性で抑えるしかない。

さっそくいただくか。
この唐揚げめずらしいことに、割りとサクサク系なんよね。
衣は軽めでさくっと歯が通り、柔らかでぷりぷりに仕上がっとる。
からやまやからよしより、ダントツでこっちの方が好きやわ。
しかもラーメン屋のサブメニューにしてはかなりお得感のある値段設定。
たまらんぞい。


そして間髪を入れず着丼。




もやし、にら、にんにくゴロゴロ。
由緒正しきベトコンって感じするわね。
それではさっそく。



二郎シリーズとは違い、さすがに量としてはどうということのないサイズ。
問題は味だな。

まずは麺から。

すすってみると、まず印象的なのは立ち上がりの早い塩気。
味噌ということなのでまったりした感じかと思いきや、なかなかキレのある塩気の立った風味。
味噌のコクは後から来る感じで、あまり重たさは無い。
ベトコンのくせに朝ラーで出してくるのはこういう味だからか。

麺はツルシコ系ではない、粉感の目立つ香り高いタイプ。
いちおう店のオススメで、ベトコンには細麺をあわせてもらった。
（この店はどのラーメンも基本的に麺を３種類から選ばなくてはいけない）

細いとはいっても中細程度のほどよく噛みごたえがある麺は、ニンニクパワーと塩気の効いたスープと相まってなかなかの相性か。

ベトコンも唐揚げも、これだけ押しの強い味だと、やっぱり飯が食いたくなるな。
でもここで飯食ったら人間終わる気がする。
我慢や。


しかしこのゴロゴロにんにくも良いね。
おそらく１個分丸々使ってるんだろうけど（６～７欠片ぐらい入ってた）、やっぱりベトコンはこうでなくちゃ。

そういえばベトコンで思い出したけど、名古屋駅裏のラーメンくまどんはまだやってるんだろうか。

何で知ったか全然思い出せないんだが、学生時代は名古屋駅を経由して移動する時には、必ず寄っていたあの店。

「ベトコンラーメンのベトコンはベストコンディションだよ！！
　お兄ちゃん、しっかりスタミナつけていきな！」

ベトコンを食うと、いつもあのくまどんのおばちゃんの台詞を思い出す。
あの頃…１０数年前でもかなりの高齢だったと記憶しとるが、元気にやっていてほしいな。
たまには顔出すか。

今どきはGoogleで調べたらすぐ出てくるんだけど、怖くて調べる気になれねえんだよな。

・・・

ｼｮｷﾞｮｳﾑｼﾞｮｳ！！！！