21年目の結婚記念日を迎える前日。
名古屋へ行く用事がありました。
行きは電車で帰りは車。
早朝自宅を出発し一日かけてのお出かけとなりました。

帰り道。どうしても一度行きたかったところへ寄ってもらいました。
それがこちら。
滋賀県にあるラ コリーナ近江八幡。
まるでジブリの世界みたい。




なんだろう、この何とも言えない雰囲気。
ここだけ時間が止まってるみたい。
普段設計の仕事をしているけれど、
最近数字とかすっごい現実的なものとにらめっこしてる感じがすごくあって、
ちょっと窮屈で「らしくない」感じがしてて。
ここに見える建物はもともとこの風景の一部だったかのようで。
造られたものに間違いはないんだけど、なんだろうこの自然な感じは・・・・





左隅に写りこんだパパ。
21年前と程遠い姿に・・・・
随分大きく成長しましたねぇ。
昔は横に歩くのも嫌なくらい、カリッカリに痩せてたのにねぇ。
時の流れは残酷な姿を見せてくれることもあります(笑)





ずっと歩いていたい感じ。
なんかね、ひらめきもないのに何か描ける気がしてくる！
無性に図面が描きたくなるのは私だけか！？





なんだろうね、この空気感。
うまく言えないけど・・・・不思議だけど何かいい。
建物が季節ごとに表情が変わり、造られたものなのに自然の風景と同じで。
やっぱ不思議。でもとってもいい居心地。





奥へ行くと急に現実に戻される感じ。
アリスが現実の世界に戻ってきたみたいな。
でもこれはこれで好き。





正面建物の中に戻る。
大きな吹き抜けを見上げるとこれまた不思議。
何が貼ってあるかわかります？
黒いつぶつぶ。
つぶつぶの正体はこちら→☆
炭なんですよ^^





お店の中で生どら焼きを。
チョコバナナのどら焼き。
クレープみたい。でもどら焼きだからちゃんとあんこが入ってる＾＾
一粒で二度お得みたい。





帰り、二人で写真を撮る。
が、改めてどんな表情していいかわからない・・・・
真面目～な顔したらパパが
「何ガッツリレンズ見た顔ねん」っていうから。
そしたら私その言葉のツボにはまっちゃって今度は笑いが止まらない。
この写真は最後に一枚だけ撮った写真。
目は隠してあるけれど、今にも噴き出しそうなのを必死でこらえてこらえてます的な一枚よ。




こんな風に岐路に立たされた時、色んな決断して今日まで来たよネェ。
帰り道色んな話をして帰ってきました。
あの時こう思ったとか、これからこうしたいだとか。
道を選択した時に一番いい道だと思って選び進んできたけど、
時間が経つにつれあの時の決断が本当によかったのかと不安になる。
これからこうしたいって思うということは、また人生のどこかでこういう分かれ道がやってくるかもという事だよね。
やっぱり今、一番いいことを優先に進みたいね。
それがいっぱいだったとしても、きっとこの失敗が意味のある失敗だと思えるようねに。

たった一日だったけど、21年分をギュー―――――――――――――――っとした感じの一日でした。


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