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July 6, 2014
カテゴリ：旧ソヴィエト地域
ウクライナの正教会ヴラディーミル大司教７８歳で死去〜パラシェンコ大統領、涙で別れを告げる、ウクライナ全国民にとってかけがえのない存在
ウクライナニュース  ７月５日朝に亡くなったヴラディーミルウクライナ大主教  弔問に訪れたパラシェンコ夫人、広報にクリチコ氏の顔も。  悲痛な表情のパラシェンコ大統領  葬儀が予定されているキエフ−ペチェルスク修道院 パラシェンコ大統領はキエフ-ペチェルスク修道院を訪れ、今朝死去したウクライナ正教会（モスクワ総主教庁系）のヴラディーミル大司教に別れを告げました。 ヴラディーミル大司教は今年７９歳を迎えることになっていましたが、今朝キエフで死去。 これまでキエフの病院で治療を受けており、またがんとパーキンソン病を患っていました。 これまで心臓と腰の手術も受けています。 大司教の様態は今年の１月絡めに見えて悪化。 秘書のアレクサンドル・ドラビンコ氏は、「大司教は適切な治療を受けられなかった。」と述べています。 大司教の遺体は、キエフ-ペチェルスク修道院のウスペンスキー寺院に安置され、一般信者の弔問を受け入れることになっています。 ウクライナ正教会のサイト では、パラシェンコ大統領とヤツェニュク首相の弔辞、およびロシア正教会キリル大主教の哀悼の意が掲載。  目を赤くしたパラシェンコ大統領の弔辞 も掲載されています。 ヴラディーミル大主教は神学をレニングラードで学び、教鞭をとり、ロシア正教会の使節団の団長としてエルサレムを訪問、ウクライナ正教会のジャーナル「プラヴァスラヴヌィ・ヴィシュニック」の編集長、西ヨーロッパの正教会総主教総督も務め、その間にモスクワ神学校で進学の修士課程を修了しています。オデッサ地区、ロシアのドミトロフ司教、モスクワ神学校の学長の経歴があり、ロシア正教会とのつながりも深い方だったようです。 このこともあり、ウクライナとロシアの状況は険悪ですが、キリルロシア正教会大主教が弔問のためにキエフを訪れることを予定していると報道されています。 関係者は「考えることすら恐ろしいのですが、キリルロシア正教会大主教はヴラディーミル大主教の埋葬に出席したいと考えています。」と述べていますが公式発表は出されていません。 公式な葬儀の日程も発表されていません。 ヴラディーミル大主教は１９９２年３月からウクライナ正教会の大主教に就任。ここ数ヶ月は病のために職務を果たせずにいました。  キリル大主教とヴラディーミル大主教 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ アメリカでも日本でも大主教の死去がこうした政治と絡んで取り上げられることはありません。 アメリカでは宗教は個人のかって、日本で１個人の高層が国民全体の侵攻と信頼を一手に引き受けることは現在ではあり得ません。 しかし、それがロシア語圏との違いです。 ヤヌコーヴィッチ氏が大統領の際、マイダン市民運動に悩まされ、ヘリコプターをチャーターし、司祭を乗せてキエフ上空から祈祷をしてもらったり、市況がテレビ放送で暴力を振るう過激派にメッセージを送りヤヌコーヴィッチ大統領が感謝をし勲章を送ろうとしたものの拒否する、こんな政治と宗教が絡んだ状況はロシア語圏以外では理解に苦しいことかと思います。 パラシェンコ大統領は『紙がヴラディーミル大主教を身元に召された。ウクライナはきわめて苦しい状況にある。だからこそ皆が一丸とならなければ。大主教のご冥福に、そしてウクライナのために心からお祈りを捧げよう。』と述べています。  No.117 函館 ハリストス正教会【新品】【取寄品】［送料無料 (一部特殊地域を除く)］  【送料無料】「ハリストス教会」織田義郎の版画作品です！「ハリストス教会」織田義郎（ハリストス教会） 【送料無料/通信販売】織田義郎風景画・版画作品・日本・北海道函館風景・函館・ハリストス教会［絵画通販］） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
July 6, 2014 01:56:07 AM
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