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ウクライナ内務大臣、副大臣に経験なしの24歳美女を抜擢でスキャンダルに〜ウクライナ腐敗体質続く
オボズレヴァーチェル 抜擢された24歳のデーヴァ氏 アヴァコフ内務大臣は24歳の新人女性を内務大臣に抜擢し国民の間でスキャンダルとなっています。 問題となっている人事は内務副大臣のポストに24歳の実績のないアナスターシヤ・デーヴァ氏の抜擢。これが政府だけでなく国民の間で物議を醸し出して大騒ぎに。 アヴァコフ内務大臣のフェイスブックページには人選に対する様々な市民からの反応の書き込みが。 (*アヴァコフ氏は『昔のソヴィエト時代のコムソモールでもあるまいし、若いということで闇雲に批判するのは彼女に対して全く失礼だ。』としています。) 「あなたはこの女性が10年間の実務経験があるとおっしゃっていますが、(24歳という彼女の年齢から)それは事実上おかしいんじゃないでしょうか?」 (アヴァコフ氏のフェイスブックへの書き込みで最も『いいね』が多かったコメント) 「アルセン・ボリソヴィッチ(アヴァコフ氏)、この方が10年間の実務経験があるっていう点に関し回答してくださいよ。いったいどこからそんな話が出るわけ? もし内務省を刷新したいならまずは真実を持って始めなくちゃ!」 「お聞きするのにためらいを感じるのですが。どうして内務省でこの方を補佐官とか執行部長とかに任命せずに副大統領としたのでしょうか?」と質問を投げかけたのはキエフ検察庁広報部長だったアレーナ・ヤフノ氏。 またこちらにはネットに出回って大騒ぎとなっている任命されたデーヴァ氏のプライベートな写真。 見出しには『ベッドでセミヌード姿、ノートブックに向かうデーヴァ氏』 ********* 若さと美貌で内務副大臣にいきなり任命〜大学修士課程修了したばかりのデーヴァ氏が批判の的に オボズレヴァーチェル ウクライナ政府からの正式任命書 デーヴァ氏 2015年の税金申告ではデーヴァ氏は年間に4387グリヴェンの収入、うち4380グリヴェンは奨学金で7グリヴェンは配当金と利子として申告されています。また24373ドルを外国からの収入として申告しています。(*どの国からの収入、仕事内容などは不明) ウクライナに移住するまでデーヴァ氏はスウェーデンのストックホルムに住み地学を研究していたと述べています。 アナスターシヤ(デーヴァ)氏のフェイスブックには5つの学校で学び、そのうち2つはイギリスの学校だとされており、また結婚していることも明記されています。 デーヴァ氏は『私はデザイナーブランドの服が大好き。偽物には我慢できない。』とも。 こちらの記事によると『高級デザイナーの服が大好きで買い物はもっぱら出張先の外国で。主にスウェーデンとデンマークでします。』と述べています。 またこの記事には、『高級品好きで(ヤヌコーヴィッチの)地方党との関連も』としてデーヴァ氏が過去に地方党議員の補佐を務めていたことも掲載。 次々にスキャンダルとなっています。 ウクライナ版コムソモルスカヤ・プラウダによるとデーヴァ氏の副内務大臣任命が発表されたのは奇しくもアヴァコフ氏が日本訪問の最中。 *アヴァコフ氏の訪問に関して日本のニュースには一切掲載されていません。 こちらでも市民からの批判。 「大学院出たての女性をいきなり抜擢するなんて。信じられない。無理。」 「私がようやく小都市の税務局長に任命されたのは26歳の時。その最後辞退申し上げました。というのは経験が必要な職務で、まだ若い私にはそれが無く自信が持てなかったからです。役職にはそれ相当の経験が絶対必要。」 デーヴァ氏の夫はネットで出回ったセミヌード写真は『フェイク(偽造)』としてメディアに抗議しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 15, 2016 01:53:49 AM
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