2009/08/25(火)10:36
10年生存率
術後の検査結果を聞いてから、さすがの私も落ち込みました。
何も考えたくなくて、暇な時間ができるとゲームに没頭して頭の中を空っぽにしてました。
現実逃避。
でも、私にはこういう時間が必要で。
隣に住む母親が「アガリスク」だの「高麗人参」だのの、チラシを持ってくるのも適当に聞き流して、癌から逃げまくりました。
そして1週間後に復活!
今度は乳がんのことをもっと知ろうと、インターネットや書籍で調べる毎日になりました。
そしてブチあったった「10年生存率」。
それは決して10年再発や転移をしない・・・という数字ではないということ。
だとえ癌の末期で、寝たきりの状態でも生きていれば生存とカウントされているということ。
こんなこと当たり前なんだろうけど、やっぱり私って能天気だなあ。
ではいったい「無病生存率」って???
主治医からこの数字がでないのは、きっと患者に与えるショックが大きすぎる数字なのかもしれない。
けれど、見方を変えればそれはきっと0%ではないはず。
では、再発する人としない人の差は何なのか?
今わかることは、今までと同じような生活をしていれば癌が再発する可能性があるということとだ。
抗がん剤や放射線治療を終えて、後は運だのみ・・・では怖すぎる。
幸いにも、私のようなエストロゲンプラスの患者には抗エストロゲン剤はかなり効くらしく、投与している間は癌の増殖を押さえられるらしいのだ。
だとすれば、この5年間の間に私の身体を癌体質から脱却させればいいということなんだ。