ここの所、ずいぶん気持ちが落ち着いていたんだけど…。
昨夜、夕飯中にダンナから帰りが「30分遅くなる」とメール。
それを聞いたＳばばが「いいよ、ここはあたしが見ててやるから。」
食べ終わって食器を片付けても立つ気配が無いから
「お母さん、まだここにいますか？」と聞いたら「いるよ。」
「でもパパが帰るまで１時間近くありますよ？」
「火(ヒーター)を消したら寒いじゃ。」
「気温高いからすぐ温まるから消しても大丈夫ですよ。」
「一日働いて帰って来るのに寒くて暗い所じゃ可哀想じゃ。」
つい「２階に帰って来るんだから暗くないですよ！」と笑ってしまった。
これがいたく気に入らなかったらしくＳばばのスイッチオ～ンっ!!
「お金だけ持ってくれば良いってもんじゃないだろ。」
「じゃ私２階行きますね。」
娘が「私も行く！」と自分の物を片付けて上へ行った。
私が部屋を出ようとしたらＳばば、ちょっと声を震わせて
「まるで出稼ぎ行ってるみたいじゃ。」
階段へ行きかけたけど思わず戻ってついに言ってしまった。
「私が下りて来れなかったのはお父さんのお世話してた時じゃないですか。」
前にも日記に書いたけど、私がダンナの夕飯に下りて行けなかったのは
義父のお世話で疲れ果ててた時や体調が悪かった時だけ。
度々言われて頭に来て、以来ダンナが食べ始めるまでは必ずいるようにしている。
それでも使命感に燃えてるＳばばは毎日必ず部屋から顔を出して
「いるならいいんだ。」
２月だったか、二人で夕飯を食べながら認知症のテレビを見ていて義父の話になった。
あんなじゃなかったなぁ、とかこんなでしたよね、とか話すうちに。
「でもうちじゃそんなに見なかったろ？」
「何がですか？」
「ほとんど入院してたからうちじゃそんなに面倒見なかったろ？」
衝撃。
確かにＳばばが骨折入院してから義父が亡くなるまでの間
半分近くは入院していた。
でも骨折した頃、私は毎日放射線治療に病院へ行っていたし
義父が入院してからは病院２か所、一時は息子も入院していたから
一日に３か所、なんて日もあった。
お二人が前後して退院してからしばらくはもう大変だった。
…その程度にしか思ってないんだ。
これを言われた時、あまりにショックで聞かなかった事にしていたんだけど
こうして度々ダメ嫁ぶりを指摘されると言いたくなる。
「じゃあ、あなたは自分のダンナ様の面倒見たんですか!?」
何も、な、ん、に、も！しなかったじゃないですか。
昨夜はついさらっと言ってしまったけど、ここまでは言わない。
言わないのはダメ嫁なりの優しさのつもり。
絶対、わからないだろうけど。
で、昨夜予想した。
『寝られなかったからケア休む』って。
ぴったし、大当たり
余計なひと言を言わずにいられなくて、言ってしまってクヨクヨ。
それがＳばばだってわかってるから。
めっちゃ頭に来るけど。
別にいい。
