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テーマ:ウルトラマンの話(99)
カテゴリ:ウルトラマン!
ウルトラセブンX第8話の感想です。 ドラッグシンジケートの売人ばかりが襲われる連続殺人が起きる。犯行はいずれも雷雨の夜に行われ、目撃証言から犯人は赤いコートの殺人鬼と呼ばれていた。現場に残された不可解な血文字が事件の鍵を握るのか。ある晩、売人たちを襲う赤いコートの殺人鬼はヒュプナスの姿となり・・・!一方、アガタ・キョウスケとアサミ夫婦は幸せな生活を送っていた。だが、玄関に掛けられていたのはあの赤いコートだった。
今回は、先週の「エイリアンと地球人が仲良く暮らしていければいいね」という、ほのぼのとした空気を見事にうち砕いた、とっても悲しくて、怖いお話でした。 エイリアン・ヒュプナスは、エイリアンとしての記憶を消され、地球人の姿で生活をしていますが、一度その本能を目覚めさせてしまったら、無差別に殺人を繰り返すという、とっても怖いエイリアンなのです。 そんな怖いエイリアンが、何で地球にやって来たのかは不明ですが、いけないお薬を売っていたお兄さん達は、その怖いエイリアンに狙われている模様。 エイリアンを追ってやってきたジン君とケイに銃を向けるお兄さん達。 「エイリアンの味方か?」との問いに 「お前らの味方でもないけど」と返すケイに、思わず 「山田く~ん!座布団一枚やっておくれ!」と言ってしまいました。 捜査を進めるうちに、一組の夫婦に行き着くジン君達。 家の中からは、緊迫をした夫の声が!売人を締め上げて、白状させたエスお姉さんの報告で、アガタ夫妻は売人のお兄さん達に大いに関わりのある人物。 ここで、「長い髪に赤いコート」でジン君はエイリアンは奥さんという判断を下すのですが、エスお姉さんからの報告は異なっていて…… 売人を殺し、ジン君に追いつめられたエイリアンの前に立ちふさがるアガタ・夫。 「妻は優しいエイリアン。売人達は妻を殺害し、その瞬間に妻はエイリアンとして覚醒してしまった。悪いのは売人達の方だ!あいつらは人間ではない!!」 と、必死に妻を見逃して欲しいと嘆願しますが、ジン君は冷静に真実を告げます。 あの雷雨の夜に売人達に殺されたのは夫であり、その時一緒に夫は妻を覚醒したエイリアンの本能で殺してしまったのです。 夫は「妻が生きている・エイリアンだった」と思いこみ、幻の妻と共に生きてきていたのでした…… 結局、エイリアンはセブンXの第一王子命名の「カツラ飛ばし(アイスラッガー)」等で倒されましたが、とてもやるせない事件でした。 その一部始終をエレアちゃんに語るジン君。 そして、エレアちゃんは「忘れてしまった方がいい過去もある」とつぶやき、去っていきます(だから、どこに!?) 文句を言いつつ、結局見続けているセブンX。 辛い現実にもめげず、ジン君には頑張って欲しいと思いました。
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