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カテゴリ:○ ブリティッシュ・ベイクオフ 3
2人減って10人。
貴族の邸宅・庭園、広---い!そして、緑がきれい。気持ちいいだろうなぁ。 第一の課題はフランスの伝統菓子「タルトタタン」制限時間は2時間半。 「スウィーツ系でもセイボリー系でもいい」 ん?タルトタタン=スウィーツだろう。セイボリー系があり得るのか? M 生地はカリッと。ひっくり返して上になる面は、透明感あってツヤツヤでないと。 P 焼きが甘いと焼き色がつかず、果物から出る水分で生地がペチャッとなってしまう。 難しいな。果物から水分が出るのに、生地をカリッと仕上げるのは。 ダニー ランチによく焼いているものを作る。伝統的なレシピなのかわからないけど、少なくとも食べられるから。笑 おっ、作り慣れているってことだな。ダニーはいつもカラッとしているね。お菓子を作って家族や友人、同僚たちに振舞う・・・そういう、色々な人との繋がりが羨ましい。 〇洋梨・くるみ・ロックフォールチーズで作る。 ん?課題は「タルトタタン」だが、リンゴを使わなくてもいいのだな。 M おもしろそうね。 P 洋梨とロックフォールチーズは相性がいい。洋梨の風味が消えてしまわない配分が鍵だな。 期待を寄せる二人。 ダニーは「少なくとも食べられる」とやや謙遜していたが、実はレシピに自信をもっている。 ロックフォールチーズとは?と思い検索したら「青カビ・羊乳・フランス最古のチーズ」 ・ほとんどのベイカーたちはイギリス伝統の生地ラフパフを作るが、ジェームズはより時間のかかる生地(パフペイストリー)に取り組む。 また難しいことにチャレンジ!今回も吉と出ればいいが…心配だなぁ。 ジェ 僕はいつもこうするので、ラフパフが何なのか知らない。 パフペイストリーに慣れているのはいいが「ラフパフを知らない」衝撃発言!この番組に出るなら、作れないと困るだろう!彼は当然、シーズン1~2を見ているよね?! ・ジェームズは音楽も趣味で、家族バンドでコントラバスを弾く。 すてき。いいなぁ、お菓子作りと楽器が趣味の男子。 〇リンゴとラベンダーで作る。 P ラベンダーをどう使うの?なぜラベンダー? そりゃ、訊きたくなるよね。 ジェ 作ったことある・食べたことあるタルトタタンは、これだけなので。 えっ、一般的な(リンゴの)タルトタタンを食べたことがないの?!お菓子作りが趣味なら、一度は口にする(味わうべきもの)だと思うが。 M おもしろそうね。 こちらも期待される。 ラフパフを知らない・ラベンダー使用・ベイキングを本格的な趣味にしているのに、普通のタルトタタンを作ったことも食べたこともない…私には、驚き三連続だわ。 ビクトリアは編み物もする。手先が器用なのだな。 〇イチジク、くるみ、ピンクペッパーで作る。 P イチジクとの相性がどうか、楽しみだ。 ピンクペッパーとは? 「コショウボクという食物の実を乾燥させたスパイスだが、黒コショウ・白コショウとは異なる。きれいな赤が特徴。粉状ではなくホールで売られる。香りは弱い」 ライアン これがうまくいけば、残り二つの課題を気負わず楽しめる。 いや、そこまで気楽にはなれないでしょう!最初の課題で失敗すると、確かにプレッシャーが増すが。 〇バニラとシナモン風味の洋梨で作る。 ・サラジェーンは、祖母から何百ものベイキングレシピを受け継いでいる。 すてきだね。 〇家族のお気に入り バナナとキャラメルのタルトタタンを作る。 サ 他の人たちと比べると、かなりシンプル。家ではうまくできて、皆が大好き。 P 完璧を期待しているよ。 茶目っ気を見せるポール。サラジェーンは自信ありげ。 キャスリン 子ども達は一番厳しい批評家。気に入らなければ、見向きもしない。 正直な反応をするね。 〇プラム・チェリー・独自に調合した5種のスパイスで作る。 ・大量のプラムとチェリーの種を抜く、大変な工程がある。 で、種抜き機を使うキャスリン。初めて見た!こういうものがあるとは知らなかった。 あらあら、種抜きしながら小さなため息を漏らす。 「家で練習してきたけど…色々と改善したから、今日はうまくいくといいな」 不安を表情を見せる。今まで、あまり自信なさそうにしていても、評価はそう悪くなかったが…。 ・残り90分 砂糖と水でカラメル作り。これがタルトタタンを美しい黄金色にし、艶やかにする。 ジョンは先週のスターベイカーだが 「名誉だけど、全体的に見てあまり意味ないよね。毎回ゼロにリセットされる」 そう。選ばれれば確かに嬉しいけど、次の週にそれが役に立つことはない。準決勝や決勝で「これまでどうだったか」と少し考慮されるくらいか? 〇リンゴとバニラのタルトタタンに、くるみのプラリネ(焙煎したナッツに、加熱した砂糖をかけてカラメル化したもの)を載せる。 キャラメルづくりに苦労するマニーシャ。6回繰り返している。 M フッ素樹脂加工の鍋では、結晶ができやすいの。混ぜないことが大事。砂糖を溶かし煮立たせ、アメ色になるまでジッと待つの。そうすればできあがる。 P そっとしておくんだ。 具体的な助言をされてよかったね。適切な鍋の選択が大事だな。 〇シナモン・リンゴ・洋梨で作る。 ・果物をきちんと並べないと、ひっくり返した時に形が崩れて酷いことになる。 ・63歳のブレンダンは10代の頃、ベイカーになりたかった。だが、家族を養うためにその夢は諦めた。 だから、この番組出演に対する思いが強いのだな。 〇12個のリンゴと生姜を使う。 12個!かなりの量だ。 ・上から生地を被せ、焼き上げたらこちらを下にする。 スチュアート 果物と生地の間にマジパンを仕込む。アーモンドの風味が出せる。 ・地元ラグビーチームの練習と、ベイクオフの練習とで大忙し。 若いからこなせることだわ! 〇洋梨とアーモンドで作る。 P マジパンが溶けたらまずいね。 M でも、とてもいい風味が出せるわ。タルトに合いそう。 賭けだね、これも。 ・焼いている時、果物から出た水蒸気が生地に染み込み、べちゃっとさせてしまうかもしれない。生地に穴を開けて蒸気を逃がせば、サクッと焼き上がる。 化学だわー。 ・いつオーブンから取り出すか…被せた生地しか見えないため、決断が難しい。果物にしっかり火が通り、かつ崩れない頃合いを見極める直感が大事。 果物の具合を確認できないから、経験と勘が頼りだね。 オーブンから出してひっくり返す面々・・・皆、きれいにできている。くっついて取れない!とかグチャグチャになった!とか、そういう人はいないようだ。 =審査= マニーシャ作 M カラメル作りに手こずっていたわね。 スー これは6回目のカラメル? マ 8回目。 粘り強く頑張ったね。 P もっと色が濃い方がいい。カラメルらしい色がほしい。風味はいいが生焼け。 M もっと焼いた方がよかった。 確かに、カラメル色に仕上がっていないね。 サラジェーン作 P 見た目が見事。色がすばらしいし、バナナもいいね。底もサクッとしている。 M 生焼けではない。とてもおいしい。シンプルな材料で完璧に仕上げた。感心だわ。 P これは絶品。よくやった。 バナナを赤くしたソースのようなものは、キャラメル? ブレンダン作 P 切り分けるのが大変だ。(^_^;) ブ いつもは、しんなりして全体がまとまります。 りんごがもう少し小さくなる(縮む)ってことかな。 P 大きな問題がある。底がべちゃっとしているせいで、せっかく作った層が潰れている。 生焼け。リンゴが硬い。もっと焼かないと。 M おいしいから、もう少し焼くことね。 丁寧に、落ち着いて作ったけれど、いつものようにいかなかった。なんていうか…リンゴが大きすぎ・多すぎに見える。 ビクトリア作 M よく焼けていないみたい。うまくいったとは言えないわね。 P 何の味だかよくわからない。 見た目が…茄子料理?と思う。おいしそうではないな。ピンクペッパーを使ったわりには、その鮮やかさはない。 スチュアート作 P 焼き加減がいい。マジパンも見事。 おぉ~、運が味方したね。 キャスリン作 P 水けが多いせいで、生地が湿っている。 M 見た目はいい。5種類のスパイス使用が心配だったけど、とてもおいしい。 プラムとチェリーの赤い色と、丸い形がかわいい感じ。 ライアン作 P カラメルはもっと濃くてもいい。 M バニラ風味を出すのに苦労したようだけど、うまくいっている。全体に艶もある。 P よくやった。 見た目もいいね。 ダニー作 P 色がいいね。トフィー(イギリスの伝統菓子)を思わせる。 M 生地が層になっているのがわかる。底もとてもきれいに焼けている。 P ロックフォールは味が強いが、もっと入れていい。足りない。 きれいに仕上げた。私は、羊乳も羊乳チーズも口にしたことがない。癖が強いイメージだが、どうなのだろう。 ジョン作 M リンゴが見るからに柔らかく、おいしそう。生地もサクッとしている。 P 焼き加減も味も良く、すばらしい。 くるみのプラネリもいいね。加えて正解。 ジェームズ作 リンゴが栗に見えた。笑 M 底に焼き色がツいている。リンゴも火が通っている。 P いい食感。風味の組み合わせも成功している。 M ラベンダーがとてもいい。うまく使ったわね。 スー ラベンダーは芳香剤みたいになりかねないのに、これはいい香り。 そう。芳香剤のようだと感じたら、食べられないね。 こちらも難しいことをやって、また運よく成功!失敗を恐れない・・・これが若いってことか。 ジェ―ムズ ラベンダーを使うのにはリスクがあったが、好評だった(^_^) 波に乗っている。 ブレンダン とてもくやしくて、自分に腹が立つ。生焼けだなんて。 今まで比較的よい評価を得ていたが、ここで明らかな失敗をしたから。 ビクトリア 審査員を失望させてしまい、残念。 第一週目のスターベイカーだが、先週から全く振るわず。 サラジェーン あの伝説のメアリー ベリーに、私のタルトタタンが完璧と言われて、人生で最高の経験。 こちらは大成功し感激。 キャスリン 次の課題をしっかりやることに集中する。失敗は気にせずに。 表情は暗くない。気持ちが次に向かっているとわかる。 * * * 1920年代、エディンバラ王立病院に最先端の食品化学部門が誕生。正しい食事が健康に役立つとして、様々な病院食のレシピを開発。食事療法が熱心に研究され、まさに栄養学の草分けだった。 看護師が専門知識を学べるよう、勉強会が開かれた。そして、患者の回復に役立つレシピを考え、開発するようになった。 記録から見つかったレシピに「患者用フルーツタルト」がある。今のタルトとは違うが、栄養バランスが考慮され、タンパク質が豊富。 栄養士のやることを、看護師がやっていたってことか。 * * * 第二の課題 テクニカル チャレンジで作るのは 「上を格子模様にした糖蜜タルト」メアリーのレシピ。制限時間は2時間。審査員たちは退室する。 ・ベイカーたちには、同じ材料と同じ基本レシピが配られるのみ。あとは各自に任される。 ジェームズ 書かれていない部分は、自分で考えないと。 だからこの課題で、経験の差や勘の良し悪しがわかる。 サラジェーン メアリーのレシピだから緊張する。 さきほど絶賛されたから「一転、今度は酷い」と言われたくないね。 M 皆が好きな昔ながらのものだけど、作るとなると厄介。これ(見本)は底の部分が軽く、黄金色に焼けている。生地を厚くしてしまうと、こうはならない。 P 上の格子模様が大変だろうね。皆、やったことがないと思う。 M ちょっと難しくしたの。格子模様を編み込むよう指示してある。 また編み込み!ややこしそう。 メル(ダニーに)戦いっぽくなってきた? ダ まだそこまでは。 メ 今のところ、思いやりある和やかな雰囲気だけど、それも第5ラウンドまでよ。 シーズン1から司会をしているメルだから・・・冗談のようで冗談ではないだろうなぁ。後半に入ると、放送されないピリピリした雰囲気・敵対心・不満・対立・穏やかならぬ人間関係があるってことか。 ・フィリングの要となる材料は三つ。ゴールデンシロップ・レモン・パン粉。 細かいパン粉を作り→加熱したゴールデンシロップをしみ込ませ→レモンの皮と汁も加える→急いで型に移す(フィリングが冷めすぎると固まってしまい、型にきれいにならすことができなくなる) パン粉にシロップを含ませて焼くお菓子・・・ へぇ~、おもしろいな。 ・編み込みの格子模様も、手早く仕上げる。生地が薄すぎると熱でバターが溶けて柔らかくなり、扱いにくくなる。 体温で、どんどんバターが溶けてしまう。指示に沿った、きれいな格子模様を作れるかが試される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月11日 18時58分48秒
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