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テーマ:アニメあれこれ(26468)
カテゴリ:◆ アニメ 青のオーケストラ
佐伯を呼び出した青野。
青野 俺、やっぱりお前のこと許せねえ。 佐伯 ごめん・・・ いや、俺が聞きたいのはそういうんじゃなくて。 違う。そういうことじゃねえんだよ。 青野は佐伯との演奏が楽しく、「凄い奴だ」とも思っていた。と同時に もっと、別の感情が強くなった。妬んでたんだよ。俺にないものを持ってるお前を。 こうして正直に胸の内を告白するのは、勇気が 要ると思う。 でも、この間のことで、お前に感じた、俺のそういうグチャグチャした気持ち全部が、裏切られたみたいでムカつく! 異母兄弟だという衝撃の告白で、二人のこと全てがぶち壊された感でいっぱいの青野君。 お前はどう思ってんだよ?言ってみろ。 何も言わないってのは、逃げにしか思えないし、ますます腹立つ。 ごめん。 繰り返す「ごめん」・・・素直な気持ちで言っているとしか思えない。 お前さ、何に対して謝ってんの? 俺が、佐伯 直としてここにいること。 6年前(ドイツにいる頃)日本に兄弟がいると知った佐伯。一に対する興味が膨らむ。 今 思えば俺は、本当に何も知らない子どもだった。 なんというか…子どもの純真だろう。大人の事情はよくわかっていない。 日本へ発つ息子に、意外と素っ気ない母・・・ 辛いけど、取り乱さないように冷静を装ったのだろうな。 来日して一年後、不倫が報道され、己の立場を 理解した佐伯。 生まれた時から、君は「表」で俺は「裏」。 君と血のつながりがあること、母さんが俺を産んだこと…ごめんなさい。 深々と頭を下げる佐伯。かわいそうだな。 だが青野は、そんな佐伯の襟首を掴む! 俺は、お前にそんなことを謝らせたいわけじゃない! 佐伯の存在自体に怒りがあるわけではない。 お前が、お前自身を否定しちまったら、俺の気持ちとか、今までの関係とか、全部が嘘になっちまう!そんなこと、絶対許さねぇ!俺の気持ちを、なかったことにすんじゃねえ! 正直言ってよくわからないが、青野にとって佐伯はヴァイオリンに関して唯一無二の存在で、彼に対する好意も嫉妬も、兄弟だとわかったからといって手放せるわけがないってことか。 言えよ!お前の本音を!俺は、お前の本音で変わったりしない!俺たちの関係は変わらないんだよ! 青野 龍仁の息子として喋るな。「佐伯 直」として、俺の前に立って話せ! 高1でここまで言えるのは立派ね。 父親のことは抜きにした佐伯自身を求めている。 で、佐伯は涙がどんどんこみ上げてきて、初めて感情を表出。大きな声で 俺は…君とヴァイオリンが弾きたい! なんだよ…結局、お前も同じじゃねーか。 微かにホッとしたような、嬉しいような表情になる青野。これで速やかに`ケンカ´終了。 * * * * 俺、本当は、誰が父親とかどうでもいいんだ。 ずっと君に申し訳なくて後ろめたかったけど、 君が俺として見てくれたから、もうどうでもいい。俺は、血のつながりよりも、今 身近にいる人たちのつながりを大事にしたい。 お前、すげ〜なぁ。 うん、`大人´というか・・・15,6歳でこの達観は、感心するわ。 【「誰が父親とかどうでもいい」ってこいつ、俺がずっと苦しんでたことを、たったひと言で片づけやがった】 俺には、そんなふうに考えることはできなかったなぁ。 それだけ君が、青野 龍仁さんとつながりが深かったってことだと思う。 そう。青野は生まれてからずっと父と暮らし、 ヴァイオリンの指導も受けてきた。家族・親子としての月日がある。それが全くない佐伯とは、親密度が違う。 佐伯…この間は、ひどいこと言ってごめん。 確かに酷いことを言い放った。傷つくよ。忘れずにちゃんと謝る…いい子だわ。 * * * * 翌朝、朝練する青野と佐伯。それを見た律子は その様子だと、無事仲直りできたみたいね〜。 男子の世界は、よくわかんないけど! 何があったか聞き出そうとしない。それでいい。二人が元に戻れば良し。 滝本が青野に抱きつく!馴れ馴れしすぎる!セクハラ!(ハル狼狽 笑) 青野を気遣う鮎川・・・顧問だからね。人としての優しさも、含まれていたか。 ドヴォルザーク 交響曲第9番 新世界より 第4楽章 羽鳥 もはやそこに望郷の哀愁はなく… ガンガン行くからね。笑 いい年したおっさんが、はしゃいじゃってる感じがしてさ〜。 ドヴォルザークがありったけの好きを込めた、 第4楽章。 おもしろい解釈。好きだ。 羽鳥も頑張れよー! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月11日 08時53分55秒
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