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カテゴリ:❀ VRおじさんの初恋
ジュースを作りに部屋を出るナオキ。
ホナミは笑顔で見送ると、表情が曇る。なんだか辛そう。 はりきってジュースを作ったナオキ。きれいに飾り付けまでして凝っている。 「ちょっと待っててくれる?気分つくるから」 直樹が急いでミキサーを取り出しリンゴ・バナナ・ミカンの缶詰(大きい)で本当にジュースを作る。(これはほぼ ミカンジュースだな 笑) 「スムージー流行ったの、いつだったかな」 当時、流行に乗ってミキサーを買ったってことか…意外。 気分を盛り上げたくて・・・なんだかかわいいな。 ホナミも「そういうところ、かわいいですね」(^_^) 「ナオキは、どんな子どもだったんですか?」 ホナミがふと口にしたが 「プライベートの質問はナシでしたね。ごめんなさい」 しかし、床に就くとナオキが 「俺さあ、虐められてたんだ」 「無理に話さなくてもいいですよ。ごめんなさい」 ホナミが気を遣うが、話をし始めるナオキ。 中学生の頃。 朝、クラメイトが彼の机に、アジサイの入った花瓶を置く。 無言で、そのまま着席するナオキ。 やってきた教師が 「それ何だ?葬式か」 軽口を叩き、生徒たちが笑う。 酷い。(昔、こういうことが事件に発展した) 「元あった場所に戻して」 と言われた直樹が花瓶を持って歩き出すと、今度は足を 引っかけられ転倒! ガシャン!花瓶の割れる音が響いたが 「何やってんだ。早く片づけろ」 先生はナオキを放置。 酷い。 生徒たちも知らん顔。 素手で割れたガラスを片付けるナオキ。(危ない!) すると「これ使ってよ。怪我するよ」 優しく塵取りを差し出したのは、なんと虐め加害者だった。 なんて奴だ! スポーツも勉強もできて、ナオキ以外には優しい人気者。 「先生は、そいつのこと褒めてた」 大人の前では`いい子´を演じるってパターンね。小賢しい! 「掃除してる間、授業は普通に続いてた」 この孤独感、惨めさ、怒り…忘れたくても忘れられないね。 花瓶をどかさなかったのは、ナオキなりの反抗心の表れだったのでは。先生の目に入るようにしたい という・・・。 だが先生は全く気に留めず。それどころか、ナオキを笑った。 お喋りに興じて楽しげな女子たち。 「間違いなく、俺より人生楽しいだろうなって思った」 わ か る。私も同じ。しょっちゅうだわ。 「嫌みじゃないよ。そのままの意味だよ」 それもわかる。 「だからこっちの世界で、女子高生を選んだのですね」 あぁ、なるほど・・・。 「どうだろう。わからない」 潜在意識か。 「嫌な思い出と、そんなふうにうまくつきあう人を、初めて知りました」 「…ありがとう」 ホナミはナオキをよく褒める。でもこれは・・・単に忘れられない記憶。苦い経験を昇華させたわけではない。 「そっちに行っても、いいですか?」 そうならないのだなとホッとしたのに、結局そうなった! BGMが!少し生々しい気がする。 * * * 相変わらず佐々木がお節介!一方的に喋りまくる。 こんなに独善的にああだこうだ言われたら、不快に決まっている。 彼女は、直樹に恋人がいると思っており`今は結婚する気がなくても、いつかしたくなるかもしれない´と主張。で 「人はいつ死ぬかわかりませんからね〜。始まりがあれば 終わりは必ず来る」 ん?・・・なぜこの台詞なのか?前の台詞に対して、ちぐはぐな気がするのだが。整合しないというか。 * * * <隠しワールドに行ったら、もう終わってしまう> 佐々木の言葉もあって`終わる´をより意識し、気持ちが 揺れる直樹。 約束の日、現れたホナミは咳をする。 これは・・・彼女の体調不良を意味しているのか? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月13日 10時15分21秒
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