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カテゴリ:❀ VRおじさんの初恋
佐々木「フランボワーズとピスターシュ、どちらがお好きですか?」
直樹「・・・どっちもあんまりピンときません」 「どっちにも馴染みがないもので」 そりゃそうでしょう。`フランボワーズ?ピスターシュ?…何?´だよね。 佐々木、それくらい予想できるだろうに。 ピスターシュ・・・ピスタチオのことか? 「だったら、両方どうぞ」 優しいが、はじめから二つ渡せばいいのにと思った。 * * * ナオキはホナミに、希望退職を勧められていると話す。 「年齢的にも、独り身なのもあるし」 会社としては`年寄り´を切りたい。それはまあ理解できるが、中年は転職が難しい。それに`独身より、家族持ちの方が大変なのよ´という思考がおもしろくないわ。 中年の独身にだって生活があるんだ!と言いたくなる。 ナオキ、意外と深刻さのない話しぶり。 * * * 佐々木のいつもの健康不安の話に、苛立ちを見せる加藤。 「周りの人を巻き込むのはやめてください」 先輩に対して、遠慮なくきっぱり文句を言う。いまどきの若者はこうか。 さらに、佐々木からクッキーを勧められると 「もらうと返さなきゃいけないので、いらないです」 うわぁ・・・ 「お返しなんて気にしないで」 「佐々木さんが気にするかどうかは気にしてません。自分が気になるのがイヤなんです」 えっ・・・気難しい人!面倒くさい人だなぁ。 加藤は、どうってことないことを捻じって受け止め、角が立つ言い方・振る舞いをする。 クッキーをあげたところで、誰もいちいちお返しなんて 期待しないって。 「直樹さんは独り身ですからね。誰も看病してくれませんよ。本当に気をつけないと、独り身で大病を患うって、 辛くて寂しい修羅の道」 酷いな!直樹の不安を煽る煽る・・・無神経過ぎる発言。 そんなこと、言われなくてもわかっているってのに。 ふと、芦原を思い出す直樹。 そういえば、芦原に家族がいるのかいないのか、直樹は まだ知らない。 【僕は、いてもいなくてもいい存在。だからいつも捨てられる】 芦原に送ろうとしたメッセージを、消す。・・・切ない。 * * * 電話で病院関係者と話す飛鳥。父に関心のない話しぶり。 「検査の結果悪いのに、だだこねて家に帰ったんだって」 芦原は無理して退院したのだった。 見舞いに行かない と断言する飛鳥に、部下が 「・・・社長、家族にだけは優しくないっすよね」 「遺伝じゃない?」 これは・・・芦原は若い頃、家族を顧みなかったということか。忙しさにかまけて。彼女はそれを恨んでいるのか。 澤田(上司)「正直 直樹さん、このまま会社にいても、 出世することないと思いますので」 いや、他の会社に行っても出世しない、どころか収入がかなり減るだろう!直樹の立場なら`このままがベスト´である。 でも、退職拒否したら上司の反感を買って、居心地悪くなるのは明白。 残る・去る どちらにせよ、苦難の道が待っている。 * * * 「優しさを素直に言えない人、多いですよね」 「澤田さんは違うでしょう」 どうなのだろうね。立場もあるし。 「苦しさを素直に言えない人も多い」 直樹のこと? 「人は人のことを知ってるようでほとんど知らない。いわんや自分のことなど一生知る由もない」 そして「命短し 恋せよ乙女♫」 意味深長ね。 * * * 加藤とコンビニ店員が、気軽な会話。若者同士、いい感じじゃん。 〈加藤さんの笑顔、初めて見た〉 で、さきほどの佐々木の言葉が思い出される。 当然ながら、笑った方がかわいい。 トワイライトにログインし、列車でホナミを待つナオキ。しかし、以前のようなワクワク感・高揚感はもうない。 その頃、芦原は意識もうろう、病院に救急搬送されていた。 * * * 病気の芦原を見るのが辛い。気が滅入ってしまう。設定が重すぎる。このまま見続けるには、勇気が要る。 あの人この人の問題あれこれ・・・一つ一つ、どう決まりがつくのか。 二人ともチェスができるのだね。(やってみたい気もするが、難しそう) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月25日 19時26分39秒
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