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テーマ:最近観た映画。(40003)
カテゴリ:映 画
約5か月ぶりの映画館。久しぶりで、少しワクワク。
映画.comでの高評価が目に留まり、あらすじを読み 「おもしろそうだな」と。さらに、あるラジオパーソナリティが「良かった」と言っていたので、ますます見る気になった。 上映時間が1時間なのも、気楽でいい。 しかし、当日券は「1700円限定」各種割引の対象外。学生も同額。これには不満を持つ人が少なくないと思うが、今後増えていく手法かもしれない。強気といえば強気。若者にこそ見てほしい作品だろうに、学割なし。 「1時間の作品で1700円か~」と思わなくもないが、長ければ良いわけではないし、見合うおもしろさを期待して行った。 監督 押山 清高 原作(漫画) 藤本 タツキ(男性らしい) アニメーション制作 スタジオドリアン 具体的な内容に触れています。 関東某所・平日の午前中・割引なし で観客50人くらい。なかなか立派ではないか。 風景・背景がきれい。声優に、これといった違和感はない。 小学生ながら、狂気を帯びる藤野(ふじの)。 学校に来ない京本と親友になる。青春の輝き。しかし、 京本が進学・`自立´宣言し、歩む道が分かれる。藤野の 放つ言葉が辛辣だが、京本は折れない。 前半はわかりやすいのだが、後半は流れが変わるというか・・・まず、とんでもない事件が起き「えっ…!?」 京都アニメーションの事件を思い浮かべない人は、皆無でしょう。そんな、あまりに衝撃的なことがぶち込まれる。 自分が漫画を描かなければ・京本を部屋から出さなければ、こんなことにならなかった!と自責の念にかられる 藤野。 いや、京本は藤野と出会ったことで、かけがいのない時間を過ごせた。もっと精進したいという、意欲ももてた。 確かに、事件はあまりにおぞましい。でも、二人が出会わなければよかった と言えるのか・・・。 二人が事件前まで知り合わず、京本が助かる という別時空でのなりゆき(藤野の想像か?)も描かれ、だんだん込み入ってくる。 京都アニメーション事件を思い起こさせる内容にしたのは、どういう意味があるのか、よくわからない。漫画家としての、何らかの思いがあってのことだと思うが。 ルックバック・・・振り返る、回想する さらに、漫画を描くのに没頭する藤野の背中(シーンが 多い)に、原作者の思いが凝縮されている ということか。 後半に流れる主題歌が、仰々しすぎる感じがした。 映画.comには、熱い思いを綴った長文の感想が多数寄せられているが、正直言って私は「そんなに…?」と思った。 私の感受性・理解力が乏しいということか。 1時間の作品だが、思ったより長く感じられた。(別に退屈だったわけではない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月07日 22時13分01秒
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