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カテゴリ:モノのおはなし・・あ行
旦那様の《お弁当箱》は、かなり大きい。
私の顔が、すっぽり隠れてしまう位の大きさで、 アルミで出来てて、箸を中に入れられて、 保温バックがついたお弁当箱。 そんなお弁当箱の6割にご飯をいっぱい詰めて、 残りの4割におかずを詰める。 日によって、おかずの種類は変わるけど、 基本は、前日の晩御飯の一部を入れて、 冷凍食品を1~2品入れて、 隙間には、旦那様の好きな沢庵や昆布や小魚などを詰めたり、 プチトマトや玉子焼きなんかを入れる。 出来上がったお弁当箱を見て、 自分が食べたら、どんな気分になるのか考える。 今日の出来は、どうだろう、 美味しく出来てるかな、量はちょうどいいかな・・。 絶対に大丈夫という事はなくて、 いつも、そんな不安を持ちながら、 旦那様にお弁当箱を渡すんだ。 そして、旦那様が帰宅して、 戻ってくるお弁当箱は、いつもピカピカの状態で、 『ありがとう。美味しかったよ。』の言葉と共に、 私の手元にやってくる。 その言葉と綺麗になったお弁当箱を見て、 明日も頑張って作ろうと思える。 このお弁当箱のやり取りは、 心のやり取りでもあると思っている。 手作りのお弁当の良さ、 このまま続けて行きたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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