カテゴリ:冨士北麓の話
西湖について 山梨県富士河口湖町にあり河口湖の約1キロ西に位置する。 標高904メートル、湖面積2,304平方キロ、最大透明度11.5メートル、水素イオン濃度は7.6―7(中性)、水色は淡い藍(あい)色で、周囲の急な山と原始林とがかみ合って奥深い趣を呈している。 夏季底部温度5度前後、貧栄養湖でプランクトンも少ない。 水面は河口湖より約60メートル高く、この落差を利用して早くから発電所が建設された。 西湖から精進湖にかけて広がるすそ野は天然記念物指定の青木ケ原樹海で、ブナ、ケヤキなどの原始林が茂り、植物の生態を知る資料として貴重である。 湖畔の根場、西湖の両集落は1966(昭和41)年9月25日、26号台風の急襲を受け、裏山の崩壊で多くの犠牲者を出したが、民宿村として再起した。 現在はボードセーリングやカヌーなどの愛好家が集う。釣り人のあこがれである幻の魚「ヒメマス」の生息地でもあり、最近はワカサギ釣りも復活してきている。湖畔の散歩、サイクリングにも最適。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/09/17 12:46:18 PM
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