Nintendo DSi LL レビュー ~ 大画面でHomebrewと描きやすいペン
楽天スーパーオークションで購入した(DSi LL スーパーオークション落札(しちゃった)情報参照)任天堂の新製品DSi LLですが、発売から遅れること3週間あまり、ようやく入手しましたのでレビューしてみたいと思います。なお、発売直後でもないのに大画面採用にともない「デカくなった」だの、視野角がどうこうなどありふれたレビューなどでは今更感満載になります。実は大画面化で気になったのはColors!が描きやすくなったのかどうか、です。密かにイメージサイズがでかくなっているのではないかとあり得ない期待なぞしたりして…楽天オークションで落札したDSi LLです。最初に箱を見た時には「デカ!」と思いましたが、でかいのは箱だけではないのでどりあえず流します。今回Colors!を起動するにあたり、Homebrew起動に必要なマジコンを用意しました。写真左からSuperCard DSONEi、DS FIRE 2、M3i Zeroです。不正コピー問題で何かと悪者にされているマジコンですが、Homebrewにはなくてはならない存在です。道具に罪はありません。今回同時にColors!を起動するため、写真左からDSi + SuperCard DSONEi、DSi LL + DS Fire 2、DSLite + M3i Zeroの組み合わせにしました。組み合わせに意図はありません。DSLiteはGHOST SHOCKのクリアシェルに交換しています。なお、DSi LLのファームウェアは1.4Jでしたのでマジコンは起動します。画面にマジコンを載せてみましたので、液晶サイズの大まかな違いが分かります。やはりDSi LLはかなりデカいです。DSiを初めて手に取った時には「ちょっと大きいかな?」程度であまり違和感を感じませんでしたがDSi LLは別です。確実にデカいです。で、早速Colors!で絵を描いてみました。緑の外枠はペンの太さを一番太くしてあります。それ以外の線は一番細いペンで描きました。DSLiteとDSiは描いていても大して変わらない感覚でしたが、さすがにDSi LLは外枠が異様に太く感じました。写真でも分かる通り、一目瞭然の太さです。同じペンの太さなのに、です。保存した画像ファイルのサイズはどれも512 X 384ピクセルでした。DSi LLは拡大表示されているので画像が大きく感じますが、当然の話ですが表示している画像ファイルのサイズは完全に同一です。 となると、気になるのは「小さな用紙に絵を描くよりも大きな用紙に描く方が楽?」ただDSi LLの場合、単なる拡大表示ですから線を描いても太く見えるだけです。感覚的には画面が大きいという理由だけで圧倒的に描きにくいと感じることはありません。ただ、ドットが見えるんですよ。曲線描くとよく分かりますが、ドット絵を描いている感覚になります。下の2枚の写真は単焦点のカメラでほぼ同じ距離からタッチパネル液晶画面を撮影したものです。ペンは一番細いもので筆圧設定使わないで描いています。DSLiteで描いたmamosukeのサインDSi LLで描いたmamosukeのサインDSi LLは明らかに線が太く見えます。ドットも見えますよね。ただし太いのが気になって描きにくいかと言えばそんなことはなく、ぎりぎり同じ感覚で描ける限界程度の差はある、という感じです。その描きにくさの若干差を埋めても余りあるのが実は付属の大型ペンなのです。このペン、実によく出来ていて握った感じから重量までよく計算されていると関心しきりです。任天堂は文具メーカーになっても食べていけるのではないかという程出来映えが良いです。正確に言うと、DSi LLの画面の大きさと大型ペンの組み合わせが秀でているのです。DSLiteと大型ペンでも悪くはないのですが、DSi LLとの組み合わせに勝るわけではありません。試しに、小学校1年生の被験者(娘)にDSLiteとDSi LLで絵を描いてもらいました。左利きでも絵が描きやすいのはColors!の優れたインターフェイスのおかげ被験者曰く、圧倒的にDSi LLの方が描きやすいそうです。小学1年生程度であればDSi LLの大きさと重量はさほど問題になることはないみたいで、逆に画面が大きくて描きやすいと感じるようです。比較するとDSLiteは狭苦しく絵を描いているような感じがするようです。こんな絵を掲載してもしょうがないのですが、被験者が載せろとうるさいので掲載しておきます。タイトルは「外でハンバーガーとジュースを持っているなんて突っ込みどころ満載」よく分かりませんよ~(笑)[訂正]タイトルは「うさちゃんのおさんぽ」が正式だとツッコミが入りましたので一応載せておきます。まもすけも描いてみました。大画面で一番嬉しいのはColors!で4倍拡大した時で、やはり画面が大きいことは絵を描くにあたってはメリットの方が大きいみたいです。DSi LLの画面で表示される絵の大きさがPCで表示したときの大きさにより近くなるのも嬉しいところです。誰これ?とか似てないとかいう苦情はお控えください。画面が大きいだけなら特に買わなくてもいいかな?とも感じるDSi LLですが、使ってみるとなかなかのもので家庭内で使用するだけならLLの方が向いています。携帯ゲーム機もここまで来たか、の定価20,000円ですが今までDSなんて外に持ち歩いたことないという方に取っては目からウロコの使いやすさだと思います。年末商戦で人気商品のDSi LLですのでなかなか値引き販売しているところは少ないですが、興味を持たれた方にはご購入をお勧めします。マジコンも起動するし、買うなら今のうち? →楽天市場でDSi LLの最安値を検索←応援お願いします→