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2012.05.16
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カテゴリ:その他

さっき、ちらっとテレビをつけたら、
少年院のことをやっていた。

そこで、詩の授業があるという。

詩は、嘘をつけない、ほんとがでる。

そして、扉を開くきっかけになると
言っておられた。

その場では、みんな人の話を聞いたはったし、
話したはる人も聞いてもらえるものとして、
話したはった。

素の自分がでる。

そして、作った詩が
人の心に響き、共感しあう。

その授業では、作家の先生が教えておられるんやけど、
その先生も自分を出したおられた。

調べてみたら、そこで書かれた詩集が出ていた。

そのクラスは、社会性涵養(かんよう)プログラムというらしい。

涵はひたすという意味で、
涵養は水が自然にしみ込むように、少しずつ養い育てることだとか。

生い立ちや性質や、いろんなものが影響して、
犯罪に走ることになったのだろうけれど、
これから、更正していくのに役にたっているのだろうな。

先生が、何も書くことがなかったら、好きな色について書いて下さいと、
課題を出されたのがあり、それを受けてB君が書いた詩は。

ぼくのすきな色は青色です。
つぎにすきな色は赤色です。

たった二行の詩に対して、先生は言葉につまったらしいけれど、
二人の生徒が、手を上げたという。

ぼくはB君の好きな色を、一つだけじやなくて二つ聞けてよかったです。
ぼくも同じです。B君の好きな色を二つも教えてもらってうれしかったです。

こんなふうに言えるなんて、ほんと優しいなと思う。

そして、他の生徒も、
B君は、ほんま赤と青が好きなんやなあって、よく伝わってきましたと。

その詩集、アマゾンで申し込んでしまった。

アマゾンの誰かの批評に、こんなふうに表現されていた。

ともに生きよう。
私たちの罪をかわりに背負い、つぐなっているかもしれない彼らとともに。

それと、
僕がここに入らなかったのは単なる偶然かもしれない。

このふたつ、そうかもしれないなと思う。

そして、詩はいいな。





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最終更新日  2012.05.16 20:26:50
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