2009/03/24(火)02:24
夕陽が沈むよ(金森幸介&光玄)
昨日の日曜日は蒸し暑く雨。
今日は晴れているけど風は冷たい。
また冬型に戻るそうだ。
三寒四温とはよく言ったものだと思う。
実は高校入試でこの四字熟語が出題され(○寒○温)、これが出来て無くて国語の教師をしていた父親から馬鹿にされた苦い思い出がある。
こんなに気温が変わると体調を崩す人も多い。
人間の体調は気温の変化と密接だと言うのは開業医になってから気づいたことだ。
土曜の夜中には在宅で診ていたお婆さんが誤嚥で窒息したのを往診に行き(もう亡くなっていたけど)、日曜日は朝早くからバレーの試合だったりして何か疲れ気味の日々。
ラガヴーリンを口に運びながら最近買ったCDを聴いている。
フォーク界の吟遊詩人とか、隠れた名曲の人とか言われる金森幸介。
繊細なギターとシンコペーションの効いた独特の節回しのボーカル。
ぼんちおさむにそっくりな喋りと風貌。
前に見た徳島のライブも良かった~。
確か数年前に55歳になったとのを記念して5枚組のCDを出したけど、今度はその彼が昨年度のライブの数々を、その日にレコーディングしてライブ終了直後に発売すると言う凄い事をやった。
作者自身がその作品を聴かずに発売している訳で、まあ潔いと言えば潔い。
鬼が出るか邪が出るかと言う感じもあるが。
こういうライブ録音を専門にしてるホイホイレコードと言う会社があるのね。
東京でのライブを中心に、1カ所ではなく続々と全部で13枚?ものライブ盤を出したのも凄いと思う。
やっぱりかぶってる曲も多いので、さすがに全部買うわけにはいかず4枚ほど購入。
今夜聴いてるのはその中の金森幸介&光玄ライブ「夕陽が沈むよ」だ。
2500円で2枚組のCD。1枚目が幸介、2枚目に光玄、そして二人の共演。
光玄も好きなんだよな。
今日はその2枚目を聴いてる。
光玄の名曲「悲しい夜は自由になれる」(何て素敵なタイトルでしょう)から始まって、彼の代表曲でもある「鉛の男」。
♪夕陽が沈むよ~ガスタンクの向こうに
♪お前のことしか、もう見えないよ
♪光るよ体 何にも無いのが光るんだ
そして幸介の名曲「もう引き返せない」で終わる。
良い歌は染みるね、酒よりも心に染みる。
幸介も、光玄もアズミも、みんな出てくるのが5月の祝春一番。
この季節ももうすぐだ。
2002年6月、春一番が行われる同じ緑地公園ステージでのライブ歌うのは「もう引き返せない」