見たまま、感じたまま、思ったまま

2010/04/09(金)17:01

衝撃

我が家の出来事(108)

3月の末にあった、ここ数年で、いやひょっとして50年生きてこのかた一番驚いたことかも知れなかった事を書こう。 3月のある木曜日、ソフトバレーの練習に行くと、一人の女性の見学者が居た。 まあ、時々見学に来る人は居て、それ自体は珍しい事ではない。 結構若い子で、化粧がケバイなあと思っていた。 立ち上がったときに目をやると超ミニスカートをはいていて、おお~~と思った。 寒いのか、メンバーの女性達がダウンジャケットなどを膝掛け代わりに貸してやっていた。 その数日後、PTAの会で、ソフトバレーの代表と一緒になったので(彼も副会長をしている)、あの彼女はどうなった?と聞いてみた。 すると、それを聞いた代表は・・ 「先生、そしたら何も知らなかったんですか?」 「知らないよ~○○さん達の知り合いかなと思っていた」 「そうなんですか。あれはF君らしいですよ」 げええええ~~~~。 F君は、数年前まで高校生の身でありながら、我がチームの練習に来ていた高校生だった。 高校を卒業して、大阪へ理容師、美容師の免状を取りに行ったはず。 それが、理容師美容師の免状も取ったけど、いつのまにかタイで手術を受けて帰ってきていたらしい。 しかし・・・ 「来週から練習にも来るらしいですよ。試合にも出たいって」 「試合ってどっちででるのよ?」 「もちろん、レディースです・・」 ここまで聞いて、徳島バレーボール協会の人も苦労するだろうなあと思う。 聞くところによると、オリンピックのような厳密なものでは無いそうだ。 しかし・・そういう話しは最近珍しい物ではないが、自分のすぐ近くで起こるとは思わなかった。 次の週もF君(さん?)は見学に来ていた。 今度は正体を知っているので隣に座って少しお話をする。 「ずっとこっちに帰ってくるの?」 「いや、今は手術の後の養生で帰ってきてるだけです。」 「やっぱり痛いんだよね」 「そうですねえ。座るのが辛くて、円座が必要です。車の中に置いてあるんだけど忘れてきました。」 「そうかあ、お産と一緒だねえ」 「そうなんです。アソコの腫れが引くのに二ヶ月ぐらいかかるし、ちゃんと使い物になるには1年ぐらいかかるそうです」 (ちゃんと使い物って・・・と突っ込むのは止めておく) 「ところで、理容師の免許は取ったの?」 「はい、理容師も美容師も取りました」 「おお、そしたら一応国家資格はあるわけだね。でも、仕事はしないんだろう」 「そうですね、今は神戸のお店に出ているので、またお店に戻ると思います」 「ところで、家に帰ったら親や兄弟はびっくりしてなかった?」 「いや、母や弟は自分が中学生の頃から知っていたし、高校を卒業するときに、大阪で手術を受けてくると言って家を出ましたから・・」 ま、そんな感じで淡々とお話をしたわけだ。 うちのチームの女性の何人かにも、大阪へ出るときに手術を受けに行くと言うのは言っていたらしい。 自分はそういうのに疎いのか、全然気づかなかった。 そりゃあ、色白で細くて華奢な子だったけど、単にそれだけかと思っていたのよ。 あ・・今度名前を呼ぶときにはなんて呼んだから良いのか聞いておいたら良かったなあ。 ま、こういう衝撃があったのよ。 そんなに尾を引かないから良いけどね。

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