見たまま、感じたまま、思ったまま

2012/01/09(月)01:19

木ばかりじゃなく森をみよう

オレにも言わせろ!(180)

先日、別の小学校へ取材に行った。 自分の学校のPTA(これを単Pと言う)広報部長と、市のPTA(これを市Pと言う)広報部の副部長をしてるんだけど、年度末に出す市Pの広報誌の1面記事を僕が書く事になり、その為の取材だ。 出て来た担当の教諭を見てびっくり。 うちに通院している患者さんだったのだ。 まあ、向こうもびっくりしていたけどね。 世の中狭いという訳で、和んだ雰囲気のもと取材は良好な関係で終わった。 驚いたのは、この先生がとっても仕事熱心で、自分の仕事の事を話す時に、とても生き生きしてたこと。 普段は病人と主治医と言う関係なので、もちろん雑談はするけど(僕は、診察の時に病気と関係のない話を1つはするのをモットーにしてるので)、それでも話の主体は病気だから、どうしてもその患者さんの病気の側面を見てしまって、健康で生き生きした側面の想像ができなくなってしまいがちなんだよね。 そもそも、その人は病人というレッテルを貼ってしまいがちだ。 病気なのは、その人のほんのわずかな側面でしかない。 そのわずかな病気を診る為に、普段見てないその人の健康な側面を見る事は大事なことなのだと実感。 だから、医者は診察室ばかりに籠ってはいけない。 外に出て、地域の人と交流し、積極的に医業以外の事にもかかわらないとあかんのよね、PTAとかもそうなんだ。 そんな風に自分で納得したのでありました。

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