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カテゴリ:呑んだくれ日記
一昨日(月曜)の夜は、隣に住むカナダ人Jちゃんと、
彼女の誕生日のお祝いを兼ねてごはんを食べにいきました。 若い上に、日本に来てまだ3週間。どうやらホームシックのご様子。 顔を合わせる度に、 「ウチでテレビでも見ない?」「私の家族の写真をみせてあげる。」「上がって、お喋りして行きなさいよ。」とお声がかかります。笑。 まあ、私も英語のお勉強になるから良いですが・・・。 そんなわけで、月曜の夜は久しぶりにお酒を飲みました。 私は、見かけからして相当アルコールに強く見えるらしいですが、実は・・・強いです。(笑) いいえ、強かったです。昔は・・・。 最近めっきり飲まなくなったので、たまに飲むとすぐまわります・・・。 海外出張の際も、あまり飲みません。 特に中国では、「私、飲めます。」と言ってしまうと『カンペイ』攻め(中国にお仕事で行かれた方はご存じかと思いますが)にあってしまい、 次の日仕事どころでは無くなってしまうからです。 『カンペイ!』は日本の『乾杯』のように生やさしいものではなく、「カンペイ!」とグラスを持ち上げたら、グラスの中身を飲み干さなくてはならないのです。 これが、度数の低い酒なら良いのですが、白酒(パイチュウー)などの火がつくほど度数の高い酒だと・・・もう『カンペイ地獄』。 だから、私は、中国で食事をする際にはあらかじめ言うのです。 「私、お酒飲めませんから、おジュースを頂きますわ。おほほ」 ベトナム出張では、暑いのもあってビールを少しだけ(缶1~2本)飲みます。 好きなのは有名なベトナムの『333』ビール。 何だかパンチに欠ける味のビール(炭酸が薄い感じがするのは私だけ?)ですが、 喉が渇いているときに飲む『333』は最高に美味しいです。 ベトナムでは多くの場合(私が行く店がチープな所が多いせいか。)ビールは冷えておりません。なので、氷を入れて楽しみます。 これがなかなか。 日本に帰ってからもこの方法でビールを飲む事があります。 けっこうイケルのでお試し下さい。 (前、イタリアに行った時ワインに氷を入れて飲んでいるのをみて、驚きましたがこれもまあ美味しいです。水代わりですね。) 海外でしかも仕事でとなると、なかなか思いきってお酒を楽しめない性質なのです。 (同業者からは損な性格だといわれますが・・・) 加えて、アルコールが入ると「お家に帰りたい病」が出ちゃうんです。 ある一定以上のお酒を飲むと、どうしても何がなんでも家に帰って、自分の布団で寝たくなるのです。何故か・・・。 (だから、素敵な殿方と飲んでいて良い雰囲気になっても、酔うと・・・「帰る。」・・・・・・ああ一度で良いから「帰りたくないの。」と言ってみたいものでございます。) 実は、海外でお酒をあまり飲まない理由は他にもあります。 あれは大学3年のころ・・・・・ その日、私は親友Mちゃん宅で16時くらいから飲んでいました。 Mちゃんは自他共に認める酒豪。 一升瓶1本くらいじゃ、まだまだ・・・という女子です。 私も、そのころはけっこう飲める方だったのでかなり飲んだと思います。飲みはじめて8時間たったころ・・・ 「帰る。」 例のごとく私は自分の布団が恋しくなったのでした。 泊まっていけ、というMちゃんの親切な言葉に耳もかさず、Mちゃんの自転車を借りて自分のアパートへ戻ったのです。 二日酔いなどしたことがない私は、次の日も朝7時には清々しい朝を迎えました。 ところが、何だか身体がおかしい。 『これが二日酔いか??』 とりあえず、シャワーを浴びようと服を脱ぐと・・・ ちょうど鎖骨の下あたり、そう貧弱なオムネのチョイ上方に大きなアザが。(ゴルバチョフ氏のそれと似た模様でした。笑) それに、身体を動かす度にあちこちが痛い・・・。 鏡を見ると、顔の右側も腫れている・・・。 『う~ん。誰かと喧嘩でもしたか???』 動かす度に痛い身体にムチ打って、とりあえず学校に行こうと外に出たところ・・・ そこには、車軸もハンドルもぐにゃりと曲がったMちゃんの自転車が。 『?????』 『弁償しなきゃ・・・』 壊れた自転車を押しながら学校へ向かいました。 途中、Mちゃんの家の近くのガソリンスタンドにさしかかった時でした。 ガソリンスタンドのおじさんが駆け寄って来てこう言ったのです。 「昨日は大丈夫だった!??」 おじさんの話で解ったことですが、どうやら私はMちゃん家からの帰宅途中に自動車と衝突したらしいのです。 ガソリンスタンドから出てきた車だったので、スピードは出ていなかったようですが、 ボンネットに乗っていたとか・・・。 「病院に行きましょう!」というドライバーとおじさんの親切な言葉に、 私はにっこり笑い、そしてハッキリとした声で言ったそうです。 「いいえ。私はとても眠いので帰って寝ます。では!」 そう言うと、車軸の曲がった自転車にまたがりよろよろと立ち去ったと・・・。 その後1~2ヶ月くらい身体のあちこちが痛く、辛い思いをした私は、深く反省をし、深酒をしないことを誓ったのです。 日本だから良かった(???)ものの、海外だったら命が無かったかもしれません。(ああ怖い。) 自分が、たくさん飲むと記憶を無くす事は前々から知ってはいましたが、 飲んで暴れるわけでもなく、気が付くと自分でちゃんと家に帰って布団で寝ているので気にもしていませんでした。 ・・・ それにしても、交通事故にあって、しかもその記憶も失くすなんて・・・。 思い出す度に、自分が情けなくなり、ますますアルコールから遠ざかってしまう私なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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