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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:台湾の旅
私たちの最大の旅の目的は・・・「食」でございました。
まあ・・・「食」については、ちょっとずつ盛り込んでまいりますが・・・ 「食」の他に目的といえば・・・ 占い!!!!!! 「あれ?あんた占いに興味あったっけ??」と言われるそこのあなた。 答えは「不(NO)」でございます。 占いはあまり・・・興味がございませぬ。 それというのも・・・「胡散臭い」というのと「意外に気にしぃだから」というのが理由。 「胡散臭い」のは、まあしょうがありませぬ。 ああいうモノは信じてなんぼ、のエンターテーメント。 まあね。信じなければ世の中全てが胡散臭いことだらけ。 『遊びじゃ・・・』と割り切って信じてみるがよろし。 そう割り切ってチャレンジするしかありませぬね。 しかしね・・・フと気が付けば三十路目前。色々悩めるお年頃。 胡散臭くても、誰かに道を指し示して欲しいような衝動に駆られたりする今日この頃なのでございます。 6~7年前に、今回と同じように親友Kちゃんと訪れた台湾。 その時は「占いに行きたい~!」というKちゃんに・・・ 「そんなもん!当たらない!そんなの信じるな!!」と超強気発言が出来た私ですが 今の私にはそうは言い切れない迷いが山ほど。 ふうむ。旅の恥は何とやら。 旅先での占いならば何を言われても「所詮、遊びでござる」と言いきれるに違いない!!! 旅先の占いは聞き捨て。 そう・・・もし良いことを言われたのなら・・・それだけを信じればいいじゃないか!!(←出来ないくせに) そういう何だか解らない決意を背に・・・私たちは「占い横町」と呼ばれる行天宮の地下道へ向かいました。 地下道には、何件もの占いの屋台(?)が並んでおります。 結構地元の女の子も多いみたい。 一緒に付いてきてくれた、台湾人の親友CさんとGちゃん曰く・・・「台湾人も占いが大好きよ!」とのこと。 ふうむ。悩める乙女がすがるものは、全世界共通なのかしら? 私も酒に頼らずに世界中の乙女のごとく「占い」に頼れば、胃潰瘍なぞならずに済んだのか。まあ良いや。 占いと言っても・・・色々な種類があるようでございます。 「わたしゃ・・・何でもいいや!」と占い小屋を選ぶのはKちゃんに一任。 彼女曰く・・・「手相が良い。」とのこと。 そうね。手相ならぼろくそに言われても凹まないかも。 顔相をぼろくそに言われたらナントナク立ち直れないけど~。 Kちゃんが選んだのは1軒の手相占い。 「日本語できます!」という看板が・・・若干商売根性むき出しでイヤラシイ感じも致しますが 「見て貰うなら、女性の占い師がいい。」というKちゃんの希望の元に決定。 しかし・・・いざ座って占って貰おうとすると・・・ 「私は日本語が出来ない。午後から日本語が出来る人が来るけど・・・ 今が良いなら、午前中彼女が占いをしている場所に連れて行く。」などと言う。 まあ・・・Cさんに通訳を頼めばいいのですが、そこまで手数は掛けられないし、 「すぐそこだ」というのでその占い師に案内してもらうことにしました。 確かに・・・すぐソコ。歩いて3分ほどのところにその占い師の館はございました。 看板には・・・【横町の母】との日本語。 怪しい。でも・・・面白い。 だって・・・横町の枕詞といえば風呂屋(by神田川)だと思っておりましたし。うふふ。 横町の母・・・いったいどんなママンが出てくるのか・・・楽しみでございます。 ガラス戸を開けると・・・出迎えたのは・・・ 天童よ○みを巨大にしたような印象の重量感たっぷりの母でございました。 占い師? 占い師というよりも・・・ディナーショーを中心に活動している演歌歌手という雰囲気。 指に光る宝石の数々が・・・また・・・演歌。 ううむ。迫力満点。『儲かってそうだな~~~~。横町の母。』が第一印象。 何となく・・・質素な身なりの占い師の方が当たりそうな気はするけど・・・ まあ・・・良い。 占いのエンターテイメント性はより高まったというもの。 占いはもちろん一人ずつ。旦那が日本人だと言う横町の母は、日本語が完璧で通訳も不要でございます。 まずはKちゃん。私たちは、裏の喫茶コーナーで待ちます。 う~~む。一体、何を訊ねれば良いのか? 私は暫し・・・何を占って貰うか・・・を悩みます。 「よし!商売のことにしよう!」 だって~。横町の母の商売繁盛振りにあやかりたい! 見たところ・・・恋愛や結婚を占うよりも、商売についての方が母は詳しいに違いないのです。 10数分ほどで、Kちゃんは微妙な表情で帰って参りました。 「どうだった???」な~~んて訊ねる間もなく・・・私の番。 演歌の母・・・いや・・・横町の母の前に座る私は・・・ お奉行様の捌きを受ける、お白州の罪人のごとき気分でございます。 「はい。じゃあ・・・これに記入して。」 出されたのは・・・ピンク色の紙。 生まれた日や名前、占って欲しいことなどを書き込むようになっています。 占って欲しいこと・・・商売 と書き込むと・・・ 「あと3つ出来る。」などという。 じゃあ・・・ 健康・恋愛・結婚・・・と書き足し・・・これで4つ。 書き込むと今度は「じゃあこの米を器にとって。」と米をつかませる。 どうやら、生年月日や米占い手相などをミックスで観てくれるらしいです。 横町の母は・・・何やら小さな冊子を見ながら干支や何やら数字や漢字などを先ほどのピンクの紙に書き留めて行く・・・。 ぼ~~っとそれを見ていると・・・ 「チッ!」 !!!舌打ち??????舌打ちしたよね?????? ああ・・・なんかヒドイ結果が出たに違いない。。。。。打ち首獄門か??? 書き込み終わると「じゃあ右手を出して。」とひとこと。 ジャスミン・・・おそるおそる手を出します。母は私の手を見るなり・・・ 「あなた。大きな病気は一生しない。」ときっぱり。 「だって・・・立派な生命線。あなたの家系は長生きでしょ?」とズバリ。 う・・・。確かに。ひいばあちゃんは95で死にましたが。。。 更に 「あなた・・・勤めるのは向いてない。せめて3年しかもたない。」 ううううう・・・・。前の仕事はそのくらいしか持ちませんでしたが。。。 母「でも、独立は向いている。商売してる?」・・・ズバリ。 「は・・・ハイ。」 母「いつから??」 「1年前・・・。」 母「じゃああと10年は安泰。あなた商売は向いてる。もっと手広くなさい。 商売は小さくしたって儲からない。店を増やしなさい。」 ・・・。ギラギラした指輪をして言われると・・・説得力があるのう~。 この人に言われるンなら・・・やれる気がするわ。。。 母「え~~っと・・・あとは恋愛?結婚? あなた、彼とは合わないわね。性格が全く違うわ。」 「・・・」ドキ・・・! 母「あなたは・・・大らかな人。でも・・・この彼は・・・細かいね。 面倒くさい男でしょう?」 「ハイ!!!!」すげ~~~。何故解るんだろう。。 母「でもね・・・真面目な彼ね?あなた一筋だし仕事も頑張る。 だけど・・・相性は最悪ね。あなたが疲れるでしょう?」 「ハイ!!!!」うお~~~すげ~~~~~っ!!!!!!! 母「結婚はね~~あなたが34才の時ね。」 「はあ・・・。で・・・だれと?」 母「そうね~~。あなたは、長く知ってる人としか結婚できないタイプだから・・・ う~~~ん。そうね~~~~。」 いきなり歯切れが悪くなる母。何???何なの~~~~??? 母「あなた、この相性の合わない彼と結婚するわ。他に見えないもの。」 彼女は、私の手のひらを何度も何度も見ながら・・・そう呟きました。 「ええ~~~~!!!相性が合わないのに結婚!!!???冗談でしょ??」 冗談じゃございませんわ。 母「でもね~。そういうふうに出てるのよ。 ああ・・・でも今年の12月。 結婚するかどうか決断の時が来るね。 それで別れたら・・・多分・・・昔から知っているような男性と結婚するかもね。」 「昔から知っている????」誰よ????実家の隣のおっちゃんか? 母「まあ・・・でも・・・相性が合わなくても真面目な人だから良いのよ。」 良くないです!!!!! 母「結婚はね、お互いの話し合いと思いやりよ~~。お幸せにね♪」 ・・・・。 母「最後にあなたのラッキーカラーを教えるわ。ミドリと・・・白ね。」 ほほ~~~い♪Jasmine.カラーじゃございませんか!!!嬉しい~~~~~~♪ 結婚・恋愛については・・・もうこの際どうでも良いです。無かったことに致しましょう。 相性が悪いと解っていて結婚なんてとんでもない!!!忘れよう。 しかしね~。商売が向いていると言われたことは嬉しいでやんす。 健康も嬉しい!! ラッキーカラーがお店のテーマカラーとぴったりだったのも嬉しい~~~♪ う~~む。恐るべし横町の母。ズバリ言うわよin台湾。細木か○こを迎え撃つのは彼女しかいない!!! 占いって・・・要するに・・・説得力だわね。 なんか・・・あの迫力満点のオバハンに言われると。。。そうかな?って思ってしまうわ~。 悪い事は特に言われなかったし。占いに行って良かったです。 2度目があるかどうかは・・・謎ざんす。(良いこと言われたからこの事だけを胸に生きていこう!笑) ちなみにKちゃんは・・・ 「理想を下げなければ、結婚は無理!」な~~んて結構普通の事を言われて傷ついてました。可哀想にな。 しかもラッキーカラーは「黄色と黒」。 工事現場カラーで、恋愛運をアップなるか???危険信号の色なのでね・・・あまり真に受けない方が良くってよ・・・。Kちゃん。。。 私たちは、この占いの結果を胸に・・・この後・・・マッサージへと向かうのですがそのお話はまた明日。 明日予告。『マッサージde団鬼六』(仮題) *無表情で揺れ続けるカップル* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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