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テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:ポルトガルの旅
コインブラの夜。
ホテルに戻って、一休み。 そして暗くなってから、食事に出ることにしました。 考えてみたら今日はお菓子ばっかり食べている。 「なんぞあったかいものが食べたいですね」 ポルトと違って小さい町であるコインブラ。 お店ははやくにしまってしまうようで・・・探しに探しまして。 駅近くの小さい道で、小さな食堂をみつけました。 メニューをめくってみるとそう高くもなさそうで。 店の奥をのぞくと、地元の人でいっぱい。 「どうしましょ?」 ・・・と覗いていると・・・給仕をしていたヒッチコック似のおじいちゃんと目が合いまして。 おいでおいで~とオジイチャンに手まねきされちゃいましてよ。 「ジイチャンに呼ばれたら・・・」 「行かないわけにはいかないわ!!!」 ポルトガルでジイチャンフリークになっていたわたし達は、 手まねきされるがままに店に入り・・・着席。 写真を撮るのを完全に忘れていますが・・・この店も美味しかったですよ。 家族経営のちいさな食堂でした。 イワシの塩焼きを頼むも「それは季節じゃないからないよ」といわれ。 (一度もイワシにありつけず・・・) 野菜のスープと魚のフリットをシェア。 あとはサラダを頼みました。 この日は控え目に、ワインはハーフ。(ハウスワインの白) 突き出しのパンとチーズも美味しかったにゃあ。 ここもまた行きたいお店。 ポルトガルのパステリアやレストランでは、お爺ちゃんが働いているのをよく見かけます。 オジイチャンがいる店はだいたいにおいて間違いがなし。 今回ポルトガルで学んだひとつの事実でございます。 「デザートはどうね?お腹いっぱい?じゃあビッカ(エスプレッソ)をどうかね?」 な~~んて世話をやいてくれて。 「よく来たね。またおいでね。気をつけて帰るんだよ」と店のドアまで送ってくれて、握手までしてくれました。 う~~んジイチャンやさし~~~~。 (いやみんなやさしいんだけども。 ジイチャンばあちゃんに優しくされるとなんかシみるもんがあります) 「コインブラって2回目はどうでもいいかな~って思っちゃう町だけどね~~。 ヒッチコック爺ちゃんのお店でごはん食べるのにもう一回来てもいいかも。」 大満足の夕食なのでした。 ホテルに戻り、再度明日のバスの確認を・・・。 「あ!!!」 ベッドに寝っ転がり・・・時刻表を見ていたmabuchanさんが突然声をあげました。 「なんですかい???」 「しまった!わたし・・・ぼ~~っとしてた。 1日5便あると思ってたけど・・・これって・・・・ 土曜・日曜・休日だけなんじゃないの??? ってことは早朝のに乗るか・・・午後15時台のバスにのるしかないかもしれない・・・。 15時台って遅いよねぇ。。。 でも朝6時のバスって狂気の沙汰だわ。。。」 う~~~むぅ。。。 わたし達が乗ろうとしていた12時台のバスのところには、ちっちゃ~~い字でSATURDAY/SUNDAY/HOLIDAYの文字。。。 しばし考え込む私たち。 宮殿ホテルでございます。 ホテルを楽しみに行くような場所ですわ。 遅くついてもあまり意味のない場所・・・。 「仕方なし。6時台のに乗りますか・・・」と 早起きが嫌いなわたし達がスーパー早起きを決意したその5分後。 「あ!!!」とまたmabuchanさん。 「今度はいったい何ですかい???」 「・・・exceptって・・・」 見てみるとSATURDAY/SUNDAY/HOLIDAY の前にexceptの単語発見。 「except・・・つまり・・・除外するですばい・・・」 つ~~ま~~り。 土曜日曜祝祭日はこのバスはないですよ~~ってこと。 「ジャスミン! わっでい いず いっと ともろー??」 「いっつ ちゅーずでい!!!」 「きゃあ!!12時半のバスに乗れる~~~~!!!!」 「ああ!早起きせんでいい!!!!」 嗚呼、胸をなでおろした瞬間でした。 なんかちょっとしたことですけども。 エイゴはむっかしいな。 嫌いだよ。 つづく。 ************************* コインブラ画像はまとめてこっちでどうぞ。 http://4travel.jp/traveler/02251016/album/10396812/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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