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テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:ポルトガルの旅
ジェロニモス修道院の並び。
ス●バのさらに隣。 (ポルトガルのコーヒーはどこで飲んでもはずれがないくらい旨いのに・・・なぜか不味いス●バが満席の謎。) 小さな入口に長蛇の列・・・というのを聞いていましたが。 オフシーズンのために大した列ではございませんでした。 テイクアウェイではなく、中で頂くつもりでしたので店先の人をかきわけて店の中へはいります。 中は満席でひどい混雑ぶりでございます。 しかし行かれた方から・・・ 「店はとにかく奥深いからどんどん奥に入って行って!絶対座れる!」と 聞いていたのでドンドコドンドコ奥へ奥へ。 迷路みたいに部屋がいくつもありまして・・・ 間口は狭いけれど、奥にひろ~~いアリの巣みたいなカフェなのでございます。 最終的には大広間のようなところに出まして・・・席はいっぱいございました。 とりあえず・・・席に座ってみると・・・給仕する人はいっぱい。 しかし呼び止めるも、無視をされてしまうのでございます。 「ああ~~~かなしか~~~~ポルトガルではじめて切なか思いばしよりますね~~」 ・・・なんて言っていたら・・・ どうやら、広い店内・・・給仕の持ち場が決まっていて、他の場所の客のオーダーをとるのはご法度のよう。 歩合制なのかも・・・。 すぐに私たちの担当の給仕のおじいちゃん登場。 「ナタを2個と~ビールを2つ!!」 甘いもんにビールは合わぬのは解っていますが・・・ なんつうか今日はとっても暑いんでございますよ。 喉がカラッカラ。 こういうときにコーヒーなんか飲めませんわ。 「こんなときはビールよね!!!」 気の合う人との旅はなんて楽しいの。うひひ mabuchanさんがまっ昼間からビールで乾杯のできる人でよかったよかった。 で・・・やってきたナタ。 昔から・・・名物に旨いものナシと申します。 「ここの名物はコレでね~すっごく美味しいらしいの!」という情報をあらかじめ耳にしていると 妙な期待感からか「まぁ美味しいけど、まあこんなもん?」ってことが多いんですわ。 とりあえず・・・「乾杯!」ビールで喉を湿らせて・・・ そっとナタを持ち上げると・・・それはアツアツでパリパリ。 そして真ん中は半熟とろりな触感。 口に運ぶと・・・ 「なんじゃこりゃあ!!!!!!!!!」 いや~~~びっくり。 美味しい・・・。 もう黙っちゃうくらい美味しい。。。 外側の生地はパリパリというよりバリバリというくらいに固く乾いていて・・・ それに対してフィリングは、とろりとどこまでも滑らかで柔らかな食感。 甘さも控え目で・・・とにかく美味。 あんまり甘くもないのでビールと一緒でもさほど違和感なし。 ものの数分で1個をバリバリぺろりと飲み込んでしまいました。 で。 なんと・・・もう1個ずつ頼んじゃった私たち・・・。 美味しいものはちょっとで満足。追加まではいらんのよ。 ・・・が信条のワタシタチなのですけれど。 もう一度あの食感を味わってみたかったんですわ。 だって、あまりにも儚く1個を飲み込んでしまったのですもの。 「オジイチャン!もう1個ずつ!!」と申すと給仕のジイチャンは「はいはい」というように奥に消えていきました。 周囲を見渡すと・・・欧米人はみんな一人2~3個食べておられるようですわ~~。 で。まいりましたよ。 アンコール。 今度はシナモンパウダーとパウダーシュガーをかけていただきます。 2個目もアツアツで、ペロリ。 ああ・・・満足。 さすがに3つめは無理そうでしたのでここで止めておきましたが。 こんなにおいしいお菓子・・・ここじゃないと食べられないかも。。。 なんだかそう思うと切なくなってしまったり。 これを食べただけでもポルトガルに来てよかった・・・と思った一瞬だったりしました。 大袈裟? うひひ。 でもね。 ナタの話だけで、1話分旅行記を書いちゃったこの私の感動。 伝わりますかしら? 嗚呼。 ぜったいまた行く。 ナタを食べるぅぅぅぅぅ!!!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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