|
カテゴリ:毎日の色は何色?
わたしはある音楽団体の会員になっている。
一月2千円の会費で、2ヶ月に一度コンサートが聴ける。 そのコンサートもクラシック、第九、や落語の米朝さんの公演など幅広い。 今月はシャンソン、名前はマイナーかもしれない。 島崎弘子さんという京都のシャンソン歌手なんだけど、彼女の演奏を初めて聞いたのが9年前。どんな人なんだろう?予備知識がないまま行ったのだが、いたく感動してしまった。 シャンソンは歌うものではなくて⇒わたしの持論 聞かせてもらうもの~という信念があるのだが、今回9年後のステージでも、ますます円熟味が加わって、最高にすばらしいステージだった。 わたしは一番前の席でかぶりつきで見ていた。 シャンソンは、3分間のドラマだと思う。 その中に人生の別れの場面、愛する喜び、生きる希望~ すべてが凝縮されてあるけど、これを人に聞かせて心を動かすって とてもすごいことだと思う。 前回は♪パリの空の下 ♪愛の賛歌 ♪枯葉 など、代表的な曲が多かったけど、今回は新しく新旧おりまぜて楽しませてもらった。 それとシャンソンは、見た目も大事。。。 わたしは、天邪鬼なので、一番前で歌手を見るとき、いつもあら捜しをしてしまう。 昔は、ドレスの生地が安物だったり、どこかでほつれてたり。。。 アップで見たときのしわの数だったり、靴の汚れ、など発見する。 わたしって意地悪だね?! ところが、彼女は、そういったものが一切なかった。 おまけに後姿の背中の美しさ~ かなりのお年だと思うけど「失礼?」 藤原紀香と勝負できるんじゃないかと思うほど、きれいなのだ 何回も後ろを振り向く演出はきっと自慢のこの背中なんだなあと思ってしまったよ~ 本当に素敵だった 新曲の「4つの手紙」これから死にゆく男が4人の人にあてた遺書。 その中には、大嫌いな男に当てた1通もあるそうな。 彼女が舞台でささやく。 あなたなら何人の人に遺書を書きますか? うーむ、大嫌いな人にまでわたしなら書かないなあ。 いつかはそういう場面もくるのだろうけれど、目先のことに追われている間は、これもまた「ケセラセラ」で脳天気な人生なのかも。 いつもはCDは買わない主義なのだけど、この日ばかりは、サイン会もあったので並んだわたし。。。 ううーーーっ、この天邪鬼のワタクシメを射落とすとは!! 島本さんはすばらしい歌い手さんだぞーーー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|