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2008.01.08
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やきものをめぐる旅の続きです。

私は昨年出雲市にある、どうみても百貨は扱ってはいないだろうという百貨店でこの出西窯の作品に出会いました。

この出西窯にだけは何とか訪れることができたのですが、「くらしを見つめる器」を作っているこの窯に私はすっかり惚れてしまったのです。

ちなみに昨年手に入れたものはこのボウル。

shussai1.jpg

どっちの色にしようかさんざん迷った挙句に両方とも購入したのですが、
どちらも和・洋を問わず本当によく活躍してくれました。
どんなに質素なオカズでも、この器に入れるとごちそうに変えてしまう何とも有能なヤツ。

さて、
出雲市駅から車で15分のところにあるその出西窯ですが、
田んぼの中に建っているそのロケーションがまたいいこと。

shussai5.jpg

お茶をすすめて下さったのですが、

shussai6.jpg

ここでは好きな器を使って飲んでもいいのです。
何と粋な計らいなんでしょうね。

・・・いやいや、計らいではなくて画策か?
だって人間だもの、実際にその器を使うとついつい欲しくなっちゃうだろうよ~。

さて、今回私が手に入れたもの。

shussai4.jpg

蓋付きのスープカップ。
直火は×だがオーブンは大丈夫だというではありませんか。

それなら卵を落としてココットにしてもいいし、
これで茶碗蒸しなんかもかなりシャレています。

しかし器のデビュー戦というのは力が入りますね。
器として生まれたモノに命を吹き込むような作業ですよ。テキトーな気持ちじゃいけねぇ。

で、私は早速この器を使うために何をしたか?
大量の玉ねぎ(大3個、使いかけの半分)を刻んで飴色になるまで炒めたよ。

shussai7.jpg

左上から右下まできっかり20分毎に撮影してみました。(ヒマだなぁ)
しかしこの作業の時間のかかること。よほどのヒマ人でなければできません。
まぁ、ずっとつきっきりではなくて、ある程度時間が経過したら弱火で放って置いてその場を離れていたりしたのですがね。

そしてそれを使って作ったものは

shussai8.jpg

オニオングラタンスープ。

いや~、これがなかなかよいではないか。
使って楽しい器がまた増えてしまったぞ。これは大変だ。

日常生活がますます楽しくなってしまうじゃないか~。

***

公共交通機関では行くことが不可能なこの窯。
時間のなかった昨年はタクシーで往復しました。

今回はというと行きはタクシーを使ったものの、出雲市に拠点を置いて思いっきりヒマ人だった私達は帰りは田んぼの中をひたすら歩き、途中道がなくなってしまってあぜ道をも通り何とか隣の駅までたどり着くことができ(1時間)、無人駅のホームでぶらぶらしながらいつ来るかともわからない電車を待ってやっとのことで出雲市へと戻ったのでした。





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最終更新日  2008.01.08 23:21:21
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