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古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

国宝七支刀拝観

平城遷都1300年祭の特別開帳のひとつ「石上神宮」にて『国宝 七支刀』を拝観してきました。



良いお天気でした。
天理駅から歩いて、やっと着きました。



布御魂大神




一回に50人、一日三回、平日三週間の参拝期間です。




石上神宮




正式参拝も楽しみです。



七支刀拝観





「石上神宮」の御祭神は

・布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)→神武天皇の東征の砌、国土平定に偉功をたてられた天剣「平国之剣」とその霊威。

・布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)→十種神宝の起死回生の霊力

・布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)→スサノオノミコトが八岐大蛇を退治された天十握剣の威霊



人の神様を祀っているのではなく、剣などの神宝とその霊、それらを称え総称して石上大神と仰ぎ祀られているのだそうです。



そして「七支刀」は天神庫(あめのほくら)に保管されていたそうです。



この「七支刀」は、新羅・高句麗からの侵略にあった百済からの救済に応じた日本へ、感謝の印として献上したもなのだそうです。



実際に目で見てみて、金色の象嵌がはっきり見えたことに驚きました。
七支刀は刀がうまくおさまる形に切り取られた木の板に入れられ、表も裏も見えるように展示されていました。


表のちょうど真ん中のあたりに、「七支刀」という文字も確認できまいした。
下の方で、折れていてそのこともよくわかりました。
なんでも昔、石上神宮と大和神社が、喧嘩をしたときに折れたとか…。


それにしても、日本にまだ文字のない時代のものです。
そんなに昔のものがこうやって、ちゃんと残っていることに大きな驚きを覚えたのでした。


本当に素晴らしいものですね。
日本の宝です。


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