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テーマ:ニュース(99510)
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火山の爆発もそうですが、ここ数週間のニュースでの大きな話題と言えば、5月6日に行われる総選挙。 バッキンガム宮殿にヘリで急遽もどって来た女王様に、現首相が議会解散の報告をしに行く様子がテレビで生中継されたりと、のっけから、もの凄い騒ぎでした。 ちなみに、永住権取得のテストの為に得た浅い知識からすると、イギリスの政治システム、日本とよく似ています。もちろん、参議院・衆議院(こちらでは上院・下院ですが)の議席数などは違いますが、クリソツです。多分、日本が真似をしたのだと思いますが。 今回の選挙では、三大政党の間で熾烈な選挙戦が繰り広げられていますが、各政党の代表者のお写真は、このような↓感じです。 先週まで、現首相ゴードン・ブラウン率いる与党労働党の強力な対抗馬と見られていたのが、ディビッド・キャメロン率いる野党第一党の保守党。 なんだかウダツのあがらないおっさんのイメージのブラウン首相に比べて、溌剌としていて常識がありそうなキャメロン議員に魅力を感じる有権者も多いのでは。何だか、包容力もありそうだし。 ここ数年、このキャメロン議員をニュースで見ない日はありませんでした。 課題をたくさん抱えつつ非難の矢面に立っている首相をに対して、「非難するのが仕事」のようなキャメロン議員。攻撃する側ってのは、守る側より、一般的にはいつも魅力的に見えるものです。 ところが。 先週の木曜日、三大政党党首による公開討論がテレビで放送され、その結果、ニック・クレイグ議員率いる三番目の政党である民主党が、急速に有権者の支持を伸ばしているようです。 クレイグ議員、3人の中では一番若そう。明るくて性格も良さそうに見えます。頭の良さそうな広い額にも安心できますね。 個人的には私はこの人が一番のイケメンではないかと思うのですが、イギリスの有権者の皆さんもそう思っているのか(笑)、現在、支持率は、ほぼ30%ずつで、3政党ほぼ横並びにまで変わってきています。 もちろん、政治は容姿ではありませんが、クレイグ議員には「彼なら、何か今までと違うことができるのではないか」という期待が集まっているようです。キャメロン議員は、今までちょっとメディアに出過ぎて、飽きられちゃったんじゃないかという気もします。 次回の公開討論は、今週木曜日。私はどうせ選挙権もないのですが、違う意味で面白そうです。今度は録画でもして、見逃さないようにしたいと思っています。 ここで問題です。 上の写真、どれがブラウン首相、キャメロン議員、クレイグ議員でしょう?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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