昨日の続きです。
鏡神社の直ぐ近くに鏡の里という道の駅があります。
名所の写真や説明などが書かれた物も展示されています。
額田王ゆかりの地や義経元服の足跡など興味深いものがいっぱいでした。
お土産もたくさん売っていました。
私は義経の絵がパッケージに印刷されたきんつばやおせんべいを買ってしまいました。
ちょっと休憩になりました。
次は最後の目的地、御上神社を目指します。
御上神社は朝日さんに教えていただいて行ってみたのです。
落ち着いたとても雰囲気の良い神社です。
朝日さんによると「古事記に出ている御上神社神官、三上氏の流れに日子氏、息長氏(神功皇后)・・天御影命という系譜があるようです。」
とのことです。
息長氏や神功皇后は大変興味深い人物です。
今日は本当にすごいところに来ているのだという実感がふつふつと沸いてくるのでした。
滋賀はとてもよいところです。
地図で見ると神社やお寺の数が本当にものすごいのです。
数限りないといっても過言ではないのではないでしょうか。
数だけで言えば京都や奈良よりも多いのではと思います。
歴史的にも大切にしなければならないところがたくさんあると思います。
大和の豪族とは違った発展の仕方をしたのではないでしょうか。
そして、婚姻という形で大和朝廷とも深く関わっていると思います。
息長氏や神功皇后などまだまだ、調べてみたいことがいっぱいです。
いつか機会があればまた滋賀へ行ってみたいとおもいます。
今思っても、本当に夢のような一日でした。
滋賀には、車で片道4時間です。
往復8時間と2時間の滞在をあわせて10時間の旅でした。
実はその日の朝、夫は本当は少し熱があったのです。
「しんどいなら、またにしようよ。」と私は言ったのです。
しかし、夫は私が前日から本当に楽しみにしていたので、
「大丈夫、大丈夫、きっと段々治りそうな気がする。」
と言って、少々無理を承知で出かけたのでした。
元気を装っていた夫も御上神社の少し前辺りから段々本格的に熱が上がってきたみたいでした。
ついに、「ちょっと、しんどいわ。」と言ったのです。
あー、やっぱり無理するのではなかったと思った時にはすでに遅し。
御上神社は早々にして帰りの道を急いだのでした。
夫には本当に悪いことをしてしまいました。
幸いその日は平日だったので渋滞に巻き込まれることは殆どなく、スムーズに帰れました。
家に帰ると夫もほっとしたのかその後は熱も下がり今はよくなっています。
夫には本当にありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。
ところで、そんな優しい夫でさえ、私の古代の話にはちょっと退屈そうなのです。
私が一生懸命しゃべっていても時々あくびのひとつでも飛び出そうな感じです。
そんな私のおしゃべりに付き合ってくださって、コメントまで下さる方々、いつも本当にありがとうございます。