シルバーバーチ 《スピリチュアル・メッセージ》
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高級霊が人間に対する責任を自覚しているように、人間も全ての生命に対する責任を自覚すれば、動物の進化は促進され、もっと個性を発揮するようになるでしょう。
2025.04.19
どのような形で発揮している生命であっても、人間にとって霊的な兄弟であり姉妹である動物を食べるのは、神の計画にはありません。言うまでもないことですが、食べられている動物は、快く同意しているわけではありません。意識や自覚のある動物なら尚更です。こうした異常な死は、全ての突然死と同様に、霊界に適応するための期間が必要となります。
2025.04.18
愛が存分に発揮されるにつれて、全生命はともに暮らすようになります。この地球を台無しにしているのは、問題を作り出す混乱と不調和の種を蒔いているのは、人間という破壊者、人間という殺し屋です。こうした問題の全てが、神によって作られているのではありませんし、動物によって作られているのでもありません。人間が自由意志の使い方を誤り、自分たちが優位にあると思い違いをしたことにによって作られたのです。
2025.04.17
進化は一直線のものではありません。浮き沈みがあり、らせん状のものです。幸せの絶頂にいるように思える時もあれば、絶望的な状態に陥ることもあります。しかしそれでも、計画は進み、進化はその目的を果たしていきます。
2025.04.16
野生動物と人間の共存が、より一般的なことになっています。それは愛によって、恐れという障壁が崩れたからです。もし人間が動物を殺したりしなければ、動物に恐れは生じなかったでしょう。お互いに進化を助け合うために、人間との関わりを求める動物もいるのです。
2025.04.15
無限なる知性が創造の計画を考え出し、一つ一つの生命が全体の中で役目を果たせるようにしているのです。それが、人間が全存在の中で最も破壊的であってはならない理由です。
2025.04.14
あらゆる生命が、地上においても霊界においても、果たすべき役目があります。偶然に存在している者はいません。神の完全な計画は、全ての生物、どんな形であっても全ての生命が独自の貢献を行えるようできているのです。
2025.04.13
人間が霊性を発達させ、潜在的な完全さを多く発揮するにつれて、地上的人格を多く捨て去ることになります。完全に近づくほど、地上的人格が少なくなり、真の個性が多く発揮されるのです。動物は、それによって果たされる目的がある限り、お互いに愛が存在する限り、人間との関わりを続けます。
2025.04.12
動物の魂と人間の魂は、本質的に全く同じものです。どちらも源は神だからです。違いは種類ではなく、程度です。動物と人間の進化の法則は、同方向でもあり別方向でもあります。地上に生まれた目的を果たし、その余波がおさまれば、人間と動物は分かれることになります。
2025.04.11
一部の動物は人間との関わりを通して、人間と似た個的意識を得ることができました。動物に個性を与えることは人間には不可能ですが、潜在しているものを顕現させることならできます。それは人間が瞑想や他の方法によって、内部に宿る霊の属性を解放することができるのと同じことです。全ての意識ある者に永遠なる属性を与えることができるのは、神のみです。
2025.04.10
生命はあらゆる側面において混ざり合ったものであり、相互依存の関係にあります。生命は全て霊ですから、緊密な関係にあるのです。また、霊は無限ですから、無数の顕現が可能です。霊のどの側面も、他から切り離すことはできません。
2025.04.09
あなたに求められていることは、自分に啓示された光に忠実であることです。奉仕という目的にひたむきでありさえすれば ー それより優れた宗教はありません ー 自動的に霊の強大な力が、援助のために引き寄せられます。そうして、その霊の力が障壁を無くし、神の恵み深い意志が地上に行き渡るようになります。
2025.04.08
時に、友であるべき人が敵になることがあります。また時に、残念なことですが、こうした動物愛護の分野でその目的を忘れ、奉仕よりも我が身を優先させる人がいます。彼らは、福祉よりも個人的なことの方が大事であると考えているのです。もしそうなったら、道を見失っている彼らのために、そっと涙を流してあげなさい。
2025.04.07
地上であなたとともに奉仕する仲間たちとは別に、霊界からあなたに協力する霊団が存在します。アッシジのフランチェスコと呼ばれる聖人（13世紀頃にイタリアで活動していた、万物兄弟の思想と自然保護の聖者）を始め、今日でも活発に動物愛護に携わっている霊団です。この運動に全身全霊を傾ける先駆者の長い系譜があり、彼らは今なお地上から動物への苦しみを無くすため努力しているのです。
2025.04.06
あなたが歩んでいる道も楽ではありませんが、先駆者や勇敢な魂はバラ色の人生を望まないものです。魂が偉大になるほど、求められる仕事も大きくなります。
2025.04.05
抵抗がどんなに激しくても、困難や妨害がどんなに大きく見えても、善への努力は無駄になりません。あなたが携わっている戦いは必ず最後には勝ちます。真理は必ず勝利を収めるからです。
2025.04.04
思いやりは全ての動物、全ての存在、全ての生命、地上に存在する神の霊の全ての顕現に向けて発揮されねばなりません。進化の道の少し先を行く者は、全生命に対する責任があることを知ります。どの生命も地上にとって不可欠だからです。
2025.04.03
あなた方が動物への奉仕を行っているのは偶然ではありません。霊的向上の証は思いやりです。思いやりのないところに霊的進歩はありません。
2025.04.02
あなた方はレッドインディアンを野蛮であると見ています。しかし、人間と同じ霊に生命を与えられ、人間と同じ進化の道を歩む動物に対して、残酷なことに、自分たちの利益のために利用し、搾取し、苦しみを与えているあなた方も同じく野蛮です。
2025.04.01
あなた方は、自分の力ではどうすることもできない動物たちを救うという奉仕のために尽くしています。動物の愛と忠誠、信頼と献身は不幸にも、自分のしていることに気づいていない人による無慈悲な残酷行為となって返っています。これは人間が文明と呼んでいるものにおける、あまりにひどい汚点です。
2025.03.31
動物の生まれながらの権利を無視して冷淡に殺せば、その動機は利己的です。その行動は人間にとっても動物にとっても役に立ちません。動物は援助されるべきです。しかし動物にも、地上で得られなかったものに対する埋め合わせがあります。それは死産児や幼くして亡くなった子供と同じです。地上で味わうべきだったものに対する埋め合わせがあるのです。
2025.03.30
動機が重要な要素となります。もし、愛する動物が手の施しようがない状態にあり、肉体的な苦しみから解放してあげたいという理由から、その生涯を終わらせるなら、動機は正しいと言えます。そのような動機は死に対して適したものであり、役に立ちます。しかし冷淡にも、動物が生まれながらに持つ権利を完全に無視して殺すなら、その動機は利己的です。
2025.03.29
全生命の共通の絆として霊は存在しています。生命があるところに霊も存在します。人間の残忍性が人間の進化を遅らせるように、動物の進化も遅らせます。プロセスは同じです。全生命は協力し、奉仕し合うことで、お互いに助け合うよう意図されているのです。
2025.03.28
高級霊が人間に対する責任を知っているように、人間が他の全ての生命に対する責任を知れば、動物の進化は促進され、もっと個別化されていくでしょう。しかし、つながりが更に緊密になるまで、ある程度は方向が同じであっても、人間と動物の進化の道は異なります。さらなる進化に伴い、類魂が少なくなり、もっと個別化されていきます。
2025.03.27
全生命に渡る一つの進化の計画がありますが、同時に、それぞれの種に応じて異なった道があります。人間のような個的意識をまだ得ていない動物も存在し、その類魂も存在します。また、人間との関わりを通して、個的意識を得ることのできた動物もいます。人間が動物の個的意識を促進する、その手助けをしたからです。
2025.03.26
人間はさらなる奉仕のために、全能力を修行によって発達させようと努めます。そのように人間が霊的に向上すればするほど、動物は足並みを揃えることが困難になっていくのです。そうして、死後も燃え続けていた愛の炎が次第に消え、最後には、その種の類魂に融合されていきます。
2025.03.25
ひとたび、物質というベールをくぐり抜け、霊界の環境に慣れたら、ひとたび、あなたと地球をつないでいた絆が切れたことに気づいたら、内部に宿る神性を向上させたい、発達させたいという願いが促進されるのです。
2025.03.24
ある段階において、動物と人間の進化は必然的に別れることになります。何百年も何千年も何万年もかかるかもしれませんが、動物と人間では進化の速度が違います。より大きな光に向けて休むことなく努力している魂に、動物は足並みを揃えることができなくなるのです。
2025.03.23
神が、人間の内部に宿る火花を炎にさせたように、あなた方も人間の保護のもとで暮らす動物に対して、同じことが愛によって行えるのです。あなた方は神の一部です。進化において次の段階にある動物に、霊の属性を伝える力が内部にあるのです。
2025.03.22
長い進化の流れの中で、人間は理性が芽生え、知性が花開きました。さらに判断力、つまり、思案し、比較し、検討し、決断する能力も発揮するようになりました。しかし、進化の流れをどんなにさかのぼろうと、潜在的には全て存在していたのです。それが神の息吹きによって目覚めたのです。
2025.03.21
進化の長い歴史の中で、ある段階において神は動物に生気を吹き込みました。それが生きた魂となり、意識となり、存在の認識となったのです。さらには、理性と知性が生じたのです。
2025.03.20
動物に対する残酷行為の惨状に心が乱され、哀れみを覚える人は、勝利は自分たちのものであることを確信し、努力を続けましょう。多くの残酷行為は無知によって行われています。しかし、そうした人たちの目が開かれ、彼らが知識を手にした時、残酷行為は無くなるでしょう。ひとたび真理を受け入れたら、その真理の他の側面も受け入れられるようになります。魂が目覚め、感動を覚えたら、解放の道を歩み始めるでしょう。
2025.03.19
人間の体を飾り立てるために動物を殺すことは、神の計画の中にありません。全ての残酷行為、特に不必要な残酷行為を許してはなりません。もの言えぬ動物の権利を擁護する人は、道徳的な原理に訴えながら戦い続けるべきです。鳥や動物に残酷なことをする人は、人間にも残酷なことをするようになるでしょう。
2025.03.18
全ての生命はつながっています。人間の責任は人間同士だけでなく、鳥や動物にも及んでいるのです。人間が鳥や動物も支配しているからこそ、罪のない生物に向けられている残酷行為を止めねばなりません。
2025.03.17
あなた方は、究極的に責任を持つべき存在、つまり、動物を援助しています。進化を共有している存在だからこそ、人間には動物に対する責任があるのです。動物と人間はともに前進しなければなりません。動物が意図された通りに発達するよう援助しながら前進すべきであり、苦しみや搾取の奴隷にさせてはいけません。
2025.03.16
あなたとあなたのご主人は、動物を助けるという活動によって、まだまだ崇高な貢献ができます。どんな生物であってもなくてはならない存在であり、ないがしろにすることができません。全ては一つの計画やパターンの中で、固くつながっているからです。
2025.03.15
あなた方が努力している、この動物愛護の分野で希望を失わないでください。誤解や愚かさ、無知や残酷、理不尽なものも悪意のないものもありますが、そうしたものにこれからも遭遇するでしょう。あなた方の武器は、基本的な霊的真理という知識であるべきです。全生命が自分の素質を発揮して生きられるよう仕向けることが目的であらねばなりません。そうして、人間の思考が貪欲に支配されないかぎり、自然が与えてくれる豊富な恵みを全ての生命が享受できるのです。
2025.03.14
あらゆる生命に愛情を傾け、あらゆる生命に悪意を抱くことがなければ、あなた方は宇宙の無限なる創造に協力することができます。これは、大きな進化の計画の中で行える偉大な貢献です。
2025.03.13
残酷は残酷を招き、戦争は戦争を招きます。しかし、愛は愛を招き、思いやりは思いやりを招きます。人間は、自分がまき散らしたものを受け取るのです。世の中を憎しみと破壊で満たせば、憎しみと破壊を受け取ることになります。人間は自分が犯した悪事によって、ひどい報いを受けるのです。
2025.03.12
人間に授けられている創造の原理に従い、自然界全体と調和して生きるようになれば、地上に平和が訪れるでしょう。その時、地上天国が築かれ始めるのです。
2025.03.11
平和が世の中に現れるのは、親善と友好と協力を通してのみです。これが達成されるまで、地上には苦しみが存在し続けるでしょう。人間が協力どころか邪魔をしている限り、災いが続くことになるでしょう。
2025.03.10
思いやりが君臨しなければなりません。寛容が王位につかねばなりません。破壊ではなく調和こそが、実現させるべき究極の目的です。人間が他の生命に戦いを仕掛ける時、その相手が人間であっても動物であっても、人間の進化を遅らせることになるのです。人間が戦争状態にある時、自然界が平和になることはありません。
2025.03.09
大きな計画の中で、動物が果たしている役目について、あなた方は努力によって示すことができています。そうすることで知識も広められています。それは是非とも成し遂げられねばならないものです。地上の問題や災難や不幸の大半は、残念ながら、人間の愚かさと自惚れによって生じているのです。
2025.03.08
地上における人間の役目は、他の生物を絶滅させることでも、略奪することでも、破壊することでも、殺害することでも、障害を負わせることでもありません。全ての生命と調和しながら生きることです。強い者が弱い者を助け、知識ある者が無知な者を救い、光の中にいる者が他の者が暮らす闇の領域を減らす努力をすることです。
2025.03.07
人間は霊的な才能が五感によって妨げられているために、自分が費やした労力の結果を測ることは不可能です。あなた方は骨の折れる分野を開拓してきました。人間と動物の間につながりがあること、お互いに敬い、寛大になり、思いやりの心を持つことが進化の法則の一部であることを証明してきました。
2025.03.06
人間は生命を、水も通さないほど厳重に分割することはできません。あらゆる生命が、人間も動物も、ともに前進しなければなりません。動物を置き去りにして、人間だけ進化することはできないのです。
2025.03.05
自分たちの方が優秀な知性を持ち、偉大な存在であると信じる人間によって、動物が不必要に苦しめられることは、神の計画にはありません。全ての生命は一つなのです。神の霊が、地上に住むもの全てに生命を与え、お互いに責任を持たせているのです。
2025.03.04
これからも、あなたに用意ができるにつれて、霊の莫大な豊かさが得られるでしょう。その豊かさは一度手に入れたら、傷つくことも色あせることも失うこともありません。これはあなたが努力して手に入れるべき褒賞であり、魂の発達であり、人格の強化です。そうして、あなたは光にふさわしい存在となるのです。
2025.03.03
手にした知識がどんなものであっても、それをどう使うかという責任は大きくなります。あなたは信頼されているのです。その信頼を裏切ってはいけません。すでに受け取った知識だけでなく、さらなる知識に対しても、自分が受け取るにふさわしいことを生き方で証明すべきです。
2025.03.02
あなた方を喜ばせるものが沢山あります。同時に、あなた方が遭遇し立ち向かうべき問題や困難は、これからも常にあります。完全な世界に住む完全な存在ではないからです。あなた方も不完全であり、地上世界も不完全です。しかしその不完全な世界から、また、不完全な自分自身から不完全さを取り除くために、自由意志と素晴らしいチャンスが与えられています。それがあなた方の使命です。
2025.03.01
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