まりかの保育日記

2005/04/17(日)11:46

忙しさはくらべられない

3児の母(47)

 小学校の新旧役員会があった。40人くらいかな。1学年1クラスしかない小学校なので、新旧合わせると3分の1くらいは役員さんになってるってこと?!  市内中心部のマンモス小学校だと、役員さんになる確率も低くて、フルタイムで働いているとまず選ばれることはないらしい。でもこの小さな小学校じゃあ、仕事であれ何であれ言い訳はいっさい通用しない(TT)。  フルタイムで働く私もすでに役員3回目だ。  毎回違う「部」になっているので、違うPTA活動が経験できて楽しい………と思うしかない?(^^;)    この日することは、活動報告とひきつぎ、各部の部長や運営委員を決めること。  その「部長と運営委員決め」がなかなか決まらない。    私のところではわりとすんなり決まったけど、ある部では全然決まらなくて、予定時間が終わってもまだもめていた。    「忙しいのはみなさん同じなんですから」  「仕事してる方も多いんですから」  「小さい子がいても、みなさんされてるんですから」  「町内の役員と兼ねてる方は他にもおられますし…」    と、世話役の人が困り果てたように言っている声が聞こえる。    誰が忙しくて誰が忙しくないかなんて、比べられないじゃない。  みんな、自分のことは忙しいって思っているんだから。  専業主婦も、人それぞれにいろいろあるだろうし。    そりゃあ、物理的に拘束時間や内容を比べれば客観的判断もできるかもしれないけど、「忙しさ」なんて主観的なもの。私みたいに保育時間は完全に拘束されて職場から離れられないけど、夜ならいつでも出られるわよ~という人もいれば、ずっと家にいるけど小さい子どもを追いかけ回していて、歯医者にすら行けない、という人だっているだろうし、ワイドショー見てお昼寝できる人でも、「私は忙しいのよ」と言えばそりゃ忙しいんでしょう。    同じように比べられないものに、「疲れた」というのもあると思う。  夫婦で働いていると、家に帰ってくると二人ともくたくた。ご飯を作ったりお皿を洗ったり洗濯物をたたんだりする元気がないことも多い。  相手にやってもらおうと思って、自分が相手より疲れていることを一生懸命証明しようとして言いつのるけど、証明できたためしがない。  証明するのはあきらめて、何とか協力しながらこなすしかないわけで…。    結局いきつくところは、夫婦も役員も同じ、互いの思いやりと協力かな…。

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