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★上海に行く時は必ず「新天地」に寄ります.お気に入りのお店も多くて大好きな場所です. ●1920~30年代に建てられたモダンな雰囲気の 「※石庫門住宅」 を修復し、旧フランス租界の街並を再現した「新天地」は 過去と現代を華やかに感じさせる商業エリアです.朝・昼・夜どの時間も楽しめるので便利な場所です. 香港に本部がある瑞安集団のシュイオン・ランド(Shui On Land、瑞安房地産)が開発した場所で杭州(西湖天地)、重慶、武漢、大連(大連天地ソフトウェアパーク)などにも『…新天地』があります. 上海と姉妹都市の大阪.日本橋には≪上海新天地≫と名前がついた場所があります. ◆新天地に行くには、豫園や南京東路からも一本で行ける地下鉄10号線が便利です.駅は南里のさらに南側に2010年にオープンしたショッピングモール「新天地時尚」に直結しています. 新天地は北里、南里と2ブロック、敷地面積約3万平方メートルのエリアにお洒落な青山・原宿・六本木の雰囲気に似たお店が100軒以上あります.でも…人気があったお店が突然閉店していたりいつの間にか新しいお店ができたりしています.常に変化と発展を続ける「上海」を象徴している場所です. 北は太倉路、東が黄陂南路、南が自忠路、西は馬当路と、4つのストリートに囲まれた長方形の敷地で、北里と南里を分断するように興業路が通っています.地図で見ると、興業路をはさんだ上が北里、下が南里です ≪新天地・※石庫門≫ ◆ 中洋折衷スタイル (中国江南様式+欧風様式) ◆ 石の門枠、高い壁 ◆ 黒塗りで両開きの門、銅の取っ手 ◆ 主にグレーとオレンジのレンガ使い ◆ 彫刻など西洋風の装飾 狭い土地を有効に使うため壁を共用するタウンハウス (長屋) 方式が普及し、この集合住居または路地のことを 「里弄 リーロン」、「弄堂 ロンタン」 と言います. ★石庫門式住宅…当初は租界エリアに住む外国人たちのために建てられていた集合住宅でしたが、1862年の太平天国軍の襲撃などにより治安が悪化し、近郊の裕福な商人も避難して暮らすようになりました.高い壁を持つ堅牢な建築が、賊の侵入を防ぐのにピッタリだったからです. その後、外国人が撤退した後に庶民が住居として使用するようになりました. 私が最初に来た頃は ※石庫門の跡地や古い家並みが共存するノスタルジックな地域でしたが「新天地」の人気とともに巨大商業ビルやファッションビルがドンドン出現してしまい壊されて消えた場所をみるとチョッと残念です. ★『石庫門博物館』が新天地の「中共一大会址」の近くにあるので見学がお薦めです. ※石庫門建築だけでなく100年以上にわたった上海人のライフスタイルも展示されています. 1930年代に使用された、小吃販売の道具、靴修理のセット、ミシン、そろばん、扇風機、ガス灯、口紅、子供の教科書などが当時の暮らしを再現しています. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.07 11:00:41
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