平安サントドミンゴ物語 historia cotidiano de barrio
早いもので3度目の引っ越し作戦実施から1カ月、時はガンガンと流れていきます。ココに越してきてからの煮詰める深さが半端ではなく、本をドンドンと読み進め、企画実施にむけて充実したリハーサルまで出来てしまう場所。何より気に入っているのは3面体の窓辺。右に見えますのが・・ 熱い視線な屋上の御犬様。左手にはテキーラの原材料、大きな大きなアガベ様。前方には熱い抱擁・・!? 人気の犬、大切にされているのは間違いないのですが、外を散歩している姿を見たことがありません。多分、子供を生産して家計を支えているのでは、、と思われます。 ある日、いつもベランダで優雅に過ごしているところに御客様が訪れ、あっという間の出来事でした。終わると御客様は飼い主と思われる方がサッサと連れていかれました。夏休み中なので我が宿舎は学生さんが実家に帰っていてガラーン、周辺も同じく、、ひたすら静まり返っています。夜の静けさは実家・瀬戸界隈のよう、、まさに「平安・サントドミンゴ物語」。窓辺で書き物な日々昨夜は深夜ジックリと物凄い映画Fecha de caducidadを見てしまいました。蒸発した息子さんを探す母親の物語、、捜索の過程で遺体安置施設との交流が始まるというトンデモナイ展開なのですが、女優さんAna Oferi, Marisol Centeroの演技が素敵で目が離せませんでした。施設で遺体はみつかるのですが首がなくなっていて、施設の関係者がタマタマ別の場所で首をみつけ、良心的に首を大切に保存、メイクまでして母親に返そうとするも犯人と疑われてしまう、、そこに至るまでの過程を登場人物のソレゾレの目線で辿るカメラワークが面白く、若手の女性監督Kenya Marquezの作品でした。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango