命の暖かさ calorsito de la vida
アルゼンチン最大のフォルクローレ祭典、コスキン・フェスティバルが今日から始まりました。初日10時に開演、、中継される予定だった放送局では別の番組が放送されていて、今回はオフィシャルの国営放送からの中継はなく、それでもインターネットで探してみると、VOZという新聞社のページにインターネット中継画面がありました。 ここ数年、政府色が強かったコスキン音楽祭が、今回あらたに地元政府による主催となり、予算的な部分がかみ合わなかったようで、今までになく揺れている55年目のフェスティバル。テレビ中継 現地時間22時より深夜3時までhttp://vos.lavoz.com.ar/especiales/festival-de-cosquin-2015始まりの宗教的な儀式から国歌斉唱、御馴染みのコスキン舞踊、、全てオーケストラの生演奏で、とても暖かい穏やかな進行。何時になく素敵な始まり。そして早々にコスキンを代表するアーティスト、Soledad登場。個人的に追いかけている音楽ではないのですが、、今日の彼女の舞台に物凄く感動しました。彼女の人気の理由をあらためて思いつつ、、今年で連続コスキン出演20年目、今となってはコスキンには欠かせない彼女が今日歌った Que bonita es esta vida (なんて素敵な、この命) ・・色々、目にしたばかりだったので泣けてきます。 命が失われる瞬間を目の当たりにし続ける戦争の現場。 この命ある素晴らしさを歌った歌がズッシリ・・。(オリジナルはコロンビアの歌手Jorge Celedon 常に国内戦争状態のコロンビアで生まれた歌というのがマタ強力)Que bonita es esta vida / Jorge Celedonhttp://www.youtube.com/watch?v=QQWrN4ETI2A理解できないし、許せない・・彼らの狂気、武器、戦争、、許してはいけないんだと、この曲を聞きながら心に釘。マリオが何時になく暖かく肩にとまってくれていて、今日も一緒に眠ってシミジミその横顔を眺めていました。 小さな命の大切さを学んだのはキット幼い頃から一緒に暮らした多くの小動物、、カメ、ハムスター、カブトムシに至るまで・・亡くなった時の悲しかったことといったら・・マリオの前のインコの「空」も含めて、、狂気の人々はキット経験がないのでしょう。 命の大切さの前に命の暖かさがあることを・・佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango