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3月1日は次女の卒業式だった
何度かヒヤヒヤした場面もあったが、とうとう3年間の無遅刻無欠席を達成しての卒業だった いくらなんでも高校の卒業式で親が泣くなんてことはないだろうとタカをくくって参加したが 卒業生入場でもうすでに涙腺がゆるゆる状態(笑) 中学校時代自傷に明け暮れて辛く苦しい日々を送っていた人が、実に晴れやかな顔で入場してくるので 何だかぐっときてしまった 周囲の保護者達も皆同じような感慨を持っているようで そこらじゅうから、すんすんと鼻をすする音が聞こえていた 卒業証書授与になって卒業生たちが一人ずつ壇上に上がっていく 必死に泣くのを堪えていたのに、隣に座った保護者親子が 「あの後姿見たら泣けてくる」 なんて言うもんだから、耐え切れず涙腺が決壊した ほんとにね、よく頑張ったものだと思う 成績の方も最後まで首位を守り通していた 式後にはお約束の写真撮影大会 さらにその後にはファミレスで有志による打ち上げ会があるそうで、とても待ちきれないので早々に引き揚げてきた 帰りの車中、何枚も何枚も送られてくる楽しそうな写真にこの学校を選択して本当に良かったなと嬉しくなった 一度に複数のことができない次女さんは、卒業後から本格的にバイト探しを始め先日初めて面接を受けてきた 面接が鬼門だから心配していたので、何度か障害者職業センターへ面接対策の相談に行ったらどうかと薦めていたが 本人応じず(笑) 学校からの指導と自力の努力でなんとか面接は無事に受けたらしいが 採用されるのは10人に1人だそうでなかなか厳しい これで採用されたら奇跡だよねーなんてチャラけながら目が真剣なので笑える 面接してくれた店長さんはとても良い人だったらしく 「ああいう店長さんのところでだったら安心して働けそうな気がするんだけどなぁ」 なんて遠い目をしながらつぶやいている 今回履歴書を書くにあたって、あの次女さんが志望動機と格闘し 1時間以上もかけて文章を推敲して推敲して推敲して あげく私に聞いてきて なんだかぁ必死に頑張っているのでびっくりした 「もう、私がどんだけ作文嫌いか知ってるでしょ」 でも必要に迫られればそれなりに一所懸命努力して何とか仕上げるんだね 母さん安心したよー(笑) 面接の自己評価は100点満点の5点だったらしいけれど、さほど落ち込んだ様子はない まあ一回で採用されるなんていまどきなかなか難しいからね 今回の反省点は次回しっかり生かしてくれればいいなって思う へーと言うべきか、やはりと言うべきか… 面接時にあらかじめ渡された質問の一覧用紙が、かえって次女さんの処理能力に混乱をきたし 「読みながら聞くのが大変だった。どっちも同じ内容なら、どっちか片方でいいじゃん」 だそうだ 緊張するとそうなっちゃうのかね 普通にプリント見ながら授業受けてたじゃん??? レジュメ見ながら話し合いとか難しいのかな? 未だに新たな発見がいろいろあるなぁ 採否の結果はまだ3日ほど待たなければならないんだけれど 間抜けなことに履歴書の連絡先の欄に携帯ではなく家電の番号を書いたそうで 「もうどこにも出かけたくない」 なんか笑わせすぎ。留守電があるじゃないか留守電が! 「次回はちゃんと携帯の番号書きなさいね」 こんな事から一つ一つ全部勉強になっている やっと安心して外出できるようになったのか、明日はファミレスで友達と女子会だそうだ 長い春休み それなりの経験を積んでいって欲しい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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