save animal life 小さな命を救いたい

2003/07/09(水)17:50

一時預かり犬のごんちゃん

ごんちゃんは、約3ヶ月の我が家での一時預かりを経て6月29日に新しい家族の元へ旅立っていきました。前日、健康診断とフィラリア検査の為病院に初めて連れて行ったのですが、そこで、ごんたはひとしきり大暴れ。母と2人がかりで連れて行ったにも関わらず大人しくさせることが出来ずに獣医さんも診察を断念。獣医さんが言われるには「この子は噛むことを知っているから充分に気をつけなくてはいけない」と・・・。新しい飼い主さんにもその件をお話したのですがそれでも引き取って下さる意向をお変えになりませんでした。私は、臆病な子だから初対面の人に対して吠えたり唸ったりするんだろうと思っていましたがどうやらそれだけではなかったようです。きっと人間に対する不信感があって「何かされる!!」と感じたときに防衛策として、吠えたりするんだと分かりました。一体、ごんたをそれまでにした要因は何だったのでしょう。我が家にせっかくなついたのにまた新しい家族の元にいかなくてはならない。ごんたの人間不信を助長させてしまっただろうか?でも・・・、やっと安心できる場所をみつけたごんた。今度こそ幸せになって、心のトラウマを癒して欲しい。ごんたを見送ったときの風景が忘れられません。行ってしまった後、母と2人で泣きました。心にぽっかり穴があいたような寂しさと少しの安堵もあったのかもしれません・・・。最初、ごんたに出会ったときは「この子、無事にお世話できるだろうか・・?」と本当に不安になりました。吠えるわ、唸るわ・・・・。でも、徐々にお互いなれていき、信頼関係を少しずつ築いている事を実感するたびにたくさんの喜びをごんたから貰ってきました。ごんちゃん、ありがとうね。大好きだよ。ごんちゃんのいなくなった小屋は少し殺風景で寂しげです。でも・・・、またSOSを求めてやってくるワンコを受け入れるのでしょう。今までいろいろとご心配してくださったり見守ってくださったみなさん、そして難ありのごんたを長い目で考えてくださる新しい飼い主さん、本当に有難うございました。 里親さんから早速いただいた写真です。

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