カテゴリ:ビジネスマン
くたばれ帳簿屋経営! 経理財務志向の経営が悪いとは言わない。しかし、そればっかりで事業の現場、即ち、商材の企画から販売、サービスに至る「営業(販売という意味ではない)」の現場を意識しない経営では成果が上がるはずがない。それは、経済行為、商行為は全て人の営みに関わるからである。従って、その営みの成果を現す数字には、その営みの軽重が加味されている。そのことを理解せずに数字を扱って経営しようというのが帳簿屋経営だ。 本来の「会計」と帳簿屋経営とは、全く違う。人の営みが尊重され、評価されている。従って、どうやって、そのような無形のものを数字で顕在化させ経済や商行為の実態を把握するかを考えている。「会計」と「マーケテイング」は同義語なのだ。 帳簿屋経営者の陥る悪循環 ・ ゴーイングコンサーンが理解出来ない。 ・ 投資が出来ない。ブランド、広告宣伝、研究開発が理解できない。 ・ 有形資源と資産、無形資源と資産の内容を見積もることができない。 ・ 自分中心主義。事業に人(ステイクホルダー、社員)が関わっていることがわからない。そういった人達の幸せを考えない。自分の任期、出世することが最優先で、内容を考えない。 ・ 最後は、感情的に、脅すだけの交渉しかできない。 ・ ブランド=看板をはずされたら誰からも相手にされないことがわからない。 その対極にあるのがコーポレートブランド経営である。 コーポレートブランド経営は、経営の高い「志」をブランドに反映し、その経営に関わる人々(ステイクホルダー、社員)が、その「志」をブランドを通じて尊敬することにより一肌も二肌も脱いで協力し関わる経営である。 結果、明るく、発展的で、継続的に、収益を上げながら、社会に貢献する経営、まさにゴーイングコンサーンの実現である。関わる人々を幸せにする経営である。私は、このような経営を目指したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.27 12:57:12
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