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Marlaのオイシイ生活

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2004年05月12日
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昨日楽天の他の人のHPを見てて、私の実家のご近所さんの事を思いついた。

私の実家のご近所さんは、結構味がある(っていうか変)人たちが集まっている。

まず、実家の通り(小道)向こうの家に住んでる変なおじさん、Iさん。

私、きゅうりが大っ嫌い。なのに、自分ちで作ってるきゅうりを毎日のように

「Marlaちゃんにあげてくれい」

と持ってきてくれていた。あまりに持ってきてくれるし、食べきれないので、

母がMarlaはきゅうりを食べない、と言ってくれたにも関わらず、それでも

「Marlaちゃんに」と持ってきてくれていた。(苦笑)

うちの母が古くなった車庫や倉庫を作り直したりするたびに、

なぜかIさんもまるで母と競争しているように離れを自分ちの畑を

つぶして作っていた。私はいつも、

「IさんちはIさんと奥さんしか住んでないのに、

そんなにいくつも離れを作って一体どうするんだろう?」

と思っていたものだ。

そしてIさんの自慢は、「うちの木は100才」。

いつだったか、母が電話でIさんの面白い話をしてくれたの。

Iさんはご近所さんからあまり好かれてないらしい。

ご近所の誰かが亡くなって、みんなで葬儀場にマイクロバスで行った時の事。

(田舎なもので、ご近所がそういう時は協力するんですわ)

葬儀が終わって、みんながまたバスで家に戻る時、バスが一杯で

乗れない人が出たらしく、誰かがIさんに

「Iさん、あんたまた後でバスに乗って帰りよ」

と、嫌がるIさんを無理やりバスから引きずり下ろしたんだそう。

「わしも早く家に帰りたい」

というIさんを残し、無残にもバスは走り去ったのでした。

そんなの、完璧なイジメじゃん。

でもそれを聞いてガハガハ大笑いしてしまった私。←鬼



私の実家の斜め前の家に住んでる、Sさんちのおばあちゃん。

私が初めてだんなを実家に連れて行った時、外人をじかに見たのは

初めてだったのか、この目で見たいが外人は怖い、てな感じで

フッと見ると、自分ちの窓のカーテン越しにだんなの事を見てました。

でも、体半分カーテンから出てて、外から丸見えなんだけど・・・。

隠れてる意味ないっつーの。



実家から歩いて1分くらいのところに住んでるAさん。

母がおこわを炊いたからと仲良しのご近所さんに分けていた時のこと。

ちょうど、Aさんがうちの母が育てているお花たちを見に来たから、

おこわをあげようと、もう夕飯を食べたのか聞いたんだそう。

そうしたら「ああ、食べたわ~」って言ったそう。

だから母が、

「あ~、そうなん。おこわ炊いたから食べんかな~って思ったんだけど」

と言ったら、Aさん、慌てて

「ああ、まだ夕食食べてねーで」

・・・一体どっちやねん?!



これまた実家から歩いて1分ほどのところに住んでるNさん。

これまた母がおこわを分けようと持って行ったら、家に誰も居なかったけど

玄関の鍵が開いてたから、扉を開けて、玄関におこわを置いて帰ったそう。

で、メモも何も置いてこなかったから、暫くしてNさんに電話をしたらNさん、

「ああ、あんたやったの。もうおこわ食べたで~」

Nさん、誰が持ってきたか知らずに食べたんかい?!

変なものが入ってたら、とか不安にならなかったのかな・・・?

↑ならなかったらしい。



こんな感じで、母はいつもこういう話を電話で聞かせてくれますの。

いつも笑わされて、腹がいて~。

でも、悲しいかな、うちの母はご近所にマッチしてるんだよね。

最初に書いた葬儀のマイクロバスに乗り込んだ時、日がカンカンに照ってて

かなり熱くなった席が空いていて、母はそこに座りたくなかったらしく

「こんな熱い席に座ったら子ができる」

とその辺にいたおじさんに言ったんだそうよ。

「○○さん、あんた面白いことを言うなぁ」

とウケていたんだそう。

そんな事、普通言うかい??

娘は悲しいわ。でも

母、ナ~イス!

と思ってしまったのも事実。この母にしてこの子あり、らしい。






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最終更新日  2004年05月13日 13時56分45秒
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