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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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January 14, 2007
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1月14日は、ハレー彗星の発見者、エドムンド・ハレーの命日。
彼はイギリスの天文学者で、長年の観測結果に基づき、76年周期で現れる彗星を予言した
のが1682年のこと。
しかし、85歳と長生きした彼も、その彗星に再び出会うことなく、予言の60年後の今日、
亡くなってしまいました。
長い長い周期を経て太陽系を巡って来る彗星たち。
わたくし達は、たまたまの巡り合わせで彼らに出会えるのでございます。
わたくし達も知っている、前回のハレー彗星は、期待したほどの規模ではありませんでしたね。
1996年の百武彗星、続く97年のへール・ボップ彗星は、記憶に新しいところでございます。
わたくしにとって、ヘール・ボップ彗星は、祖母が亡くなる直前に現れた彗星。
まるで彗星が祖母を迎えに来たかのようでした。青く美しい尾を引く姿は、神秘的で印象に残って
います。この彗星は、前回の接近は約4000年前、そして次回の接近は、計算によると2500年後
なのですって。それを見られたわたくし達、まさに奇跡の出会いでした。

そして今、太陽からいちばん近い位置にいるのは「マックノート彗星」。
日本でも次々と、撮影に成功した写真がメディアで紹介されています。昼間でも見える明るさだった
そうです。ただし、特殊なレンズや望遠鏡を使ってとのこと。
今週末あたりからは、北半球からは残念ながらもう見られなくなるそうです。

謎の多い天体、彗星。発見者の名前が冠される習わしになっています。
皆様も、彗星の発見を狙って、夜空を見上げてみるのはいかが?





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Last updated  January 16, 2007 06:59:09 PM
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